※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:ハードモードをやめました: 悪役令嬢が現代に生まれ変わったら幼馴染と百合になりました
・ 著者 :玉置こさめ
・イラスト:コダマナオコ
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:~高
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
最近頑張ってお金の勉強に取り組んでいる水城です。こんばんは。
中田さんのYoutube大学を入り口に色々な人の動画やサイトを見て日々勉強中。本日ついに有名な「リベ大」に入学までしてしまいました。ちょうど現職を辞するタイミングということで、これからどうするかじっくり考えて行こうと思います。
四月も半ばを過ぎて最近は気温も随分上がってきましたね。もう毛布+羽毛布団だと少し暑いくらいです。入れ替えが面倒で長く厚手の毛布にくるまれてきましたが、毛布もそろそろ薄いものに切り替える時ですね。インナーもついにヒートテック系から普通のものに切り替えたし、タイツも脱ぎ時ですね。過ごしやすい季節ですが、きっとすぐに暑苦しくなるんだろうなぁ・・・。
さて、本日の紹介作品も小説です。かなり久しぶり・・・でしょうか。玉置こさめさんの作品ですね。
私、鏑木玲奈(かぶらぎれな)は幼馴染から告白をされた場で異世界の記憶を思い出した。その世界の私の名は、ファルーシャ・ラ・レーヌ。レーヌ家の令嬢として抑圧された人生を送り婚約パーティーを控えている身の上だった。
そして、記憶が蘇ると同時に今生で培ってきたはずの玲奈としての感情も忘れてしまう。当然、幼馴染の檜りえ(ひのきりえ)の告白にも答えられず返事を保留することに。
私はりえに対して、今までどんな気持ちを抱いていたんだろう…?
悪役令嬢がもしも現代に生まれ変わったら?
現世にうまれかわった令嬢と幼馴染のドラマチック・ラブストーリーです。
ご存知の通り私は玉置さんの出版作品(kindleに存在するもの)はほぼ全て読んでいるのですが、個人的に一番好きかもしれません。ストーリー、キャラクター、雰囲気。全部好きです。ジャンルは転生の悪役令嬢ものですが、現代社会の誰か→悪役令嬢ではなく、悪役令嬢→現代社会ですね。ただ前回紹介の作品同様、今作の悪役令嬢も悪役令嬢感は全くありません(尤も前回のものは中身が違うので意味合いは大分異なりますが)。あくまでそういう立ち位置に居た少女、という感じですね。
シナリオは非常に素直で、多くの方に勧めやすい作品です。百合度も高めではありますが、いちゃいちゃよりは個々人の葛藤を描いた作品です。とはいえ重くなりすぎることがないのでその点でも非常に読みやすいと思います。とにかく非常に隙のない完成度の高い作品に仕上がっていると思います。余程ジャンルに毛嫌いがない限りはまず買って損のない作品です。小説作品の中でもかなり読みやすい部類に入りますし、あまり小説を読まない方にも勧められる作品です。是非読んでみてください。
それではノ