※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:かいじゅう色の島
・ 著者 :はっとりみつる
・ 掲載誌 :ドラゴンコミックスエイジ
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:~中
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
先日ついにコロナワクチンの第一回目を摂取してきた水城です。こんばんは。
あれですね、筋肉注射と聞いていたからものすごく痛いのを想像していたけど、何の痛みも感じなくてびっくりしました。これが技術の進歩か。まぁ注射そのものが痛くないとはいえ、副反応の痛みはまぁそこそこ強いですね。気持ち悪い感じの痛みが数時間後辺りから持続する感じです。ちなみに私は全身症状はありませんでした(今のところ)。
ところで、先日漸く二話まで見て放置していた「ゲキドル」を全話視聴しました。正直二話時点ではちょっと微妙に思えていたのですが(だから放置していたのですが)、そこからかなりぐっと面白くなりました。そして最終話でまた失速しました。何でしょうね、「グランベルム」とかもそうだったけど、どうにもこの手の風呂敷をでっかく広げる作品はどうにもラストで微妙になるケースが多い気がします。これがワンクールだからなのか、監督(構成)の技量なのかは私では判断できませんが・・・。主人公とヒロインのキスシーン~ドール離脱までがピークだったかな・・・(最後まで見た結論として、結局痴情のもつれが全ての原因だったの?という何とも微妙な気分で終わりました。具体的にはメインキャストの女性の一人(作品のキーパーソン)と、男性の二人ですね。なんやかんやあるけど結局その二人の関係と行動に集約される感じでした。ちなみにその二人の話には主人公含む舞台俳優陣は完全にノータッチ、別の方向から間接的にかかわりますが、最後まで二人のことは知らないまま終わりましたね(良し悪しはともかく)。あとヒロインの過去の汚点として地下アイドル(児ポ案件)を設定した意味もわかりませんでした。あれ必要だったかな・・・。百合を推すように見せて男女の恋愛を作品の中心に据えた理由もよくわからないし、総じて何とも言えない終わり方と、ターゲットのわからない作品になってしまいましたね)。
そんなわけで途中までは記事にしようか悩んだけど、しなくていいかなとなってしまいました。悲しみ。
結論:前期は「ウマ娘」、「のんのん」、「ゆるキャン」を見れば一先ずオッケーだと思います。もうちょっと広げたい方は「びそく」、「裏世界ピクニック」、「しょばすた」を加えるといいかと思います。参考までにどうぞ。
さて、前置きが異様に長くなってしまいましたが、作品紹介に移りましょう。小説が少し続きましたが今回からは漫画作品です。
離島で暮らす、千川棔。都会から来た、一門歩流夏。溺れた歩流夏を助けた棔。2人は目を覚ますと、“かいじゅうさんの穴”と呼ばれる洞窟の前になぜかいた…。2人の出会いから、島では不思議な事が起こり始め…。
はっとりみつる先生の描く百合漫画をずっと待ってました。本当に久しぶりですよね・・・。
第一話から主人公とヒロインのキスシーン(人工呼吸)のある神作品です(むしろ人工呼吸であるからこそいいとも言える)。ファンタジー・・・というより伝奇よりになるのかな?土着の「かいじゅう」の言い伝えがある地域を舞台とした少女達のお話です。はっとり特有の線の女の子と、彼女らの表情が非常に良いです。
お話自体は一巻時点ではまだまだわからないことだらけですね。非現実的な力が関わってくるのは間違いないでしょうが、着地点の予測は難しいです。ただ主人公とヒロイン、二人の関係はこれからも丁寧に描いてくれると思われるので、素直に百合作品を求める方も満足のいく作品になると思います。個人的にはかなり期待している作品で(同時にそこそこの不安もあるけれど)、恐らく人を選ぶタイプでもありません。もし気になった方がいましたら、是非読んでみてください。
それではノ