※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:悪役令嬢に転生した私がヤンデレメインヒロインとフラグを立ててしまった件
・ 著者 :栗栖ティナ
・イラスト:爺わら
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:~高
・男性キャラの登場頻度:中
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
異動ではなく退職がほぼ確定になった水城です。こんばんは。
そんなわけでこれからはまた面倒な転職活動がスタートします。だるいです・・・。
ところで2021春番も概ね一回りしましたね。見れていないのは「ゾンサガ」くらいかな。あ、あと「バトルアスリーテス」か。こっちはdに入っているので今度視聴します。現在視聴した中での一押しはやはり期待を裏切りそうにない、「シャドーハウス」。それと予想通り安定して視聴できそうな「スーパーカブ」ですね。「シャドーハウス」は作画が非常にいいです。しかも今後も崩れそうな気配がない。雰囲気作りも素晴らしいですし、期待が持てます。強いて言うならどこで着地するか、でしょうね。「スーパーカブ」は先日の予想通り一定以上の期待には応えてくれそうでした。アニメーションになると思った通り雰囲気はかなり変わりますね。万人受けしそうな作品になっていると思います(いわゆる一つの難民キャンプ)。百合度の高い作品に仕上がりそうな「BLUE REFLECTION」はまだ未知数ですね。大きく外れることはない気もするけど、人を選ぶ作品になりそうな予感がしています。
ということで、何を置いてもまずは「シャドーハウス」でしょう。着地さえ間違えなければ非常に評価の高い作品に仕上がると思います。未視聴の方は是非一話を見てみてください。
さて、それでは作品紹介です。本日も続けて小説作品ですが、今回はものすごく久々にR18作品です。二次元ドリーム文庫より「悪役令嬢に転生した私がヤンデレメインヒロインとフラグを立ててしまった件」。
「ロザリーさまを一番愛しているのは私です……」
乙女ゲームの攻略対象は、王子様よりお姫様?
乙女ゲームの悪役令嬢・ロザリーに転生したアラサー腐女子は、破滅ルートを回避するため奮闘する。
しかし、その過程でメインヒロインであるエステルと異常なまでに親交を深めてしまい、気付けば彼女のヤンデレルートに!?
王子からの婚約破棄を機に暴走したエステルは、ついにはロザリーを誘拐監禁し……。
ずっと思ってるんですけど、悪役令嬢って完全に百合作品の為の存在ですよね。私は以前からずっとそう思い続けているのでkindleを端からずらーっと眺めてる時も"悪役令嬢"っていう単語を見かける度に確認しに行くんですけど、何故か中々百合作品に出会えないんですよね・・・。今作はR18ですが漸く出会えた百合作品な悪役令嬢物語です。
とはいえ主人公は悪役令嬢に転生した元腐女子ということで、この世界における彼女に悪役令嬢感は一切ありません。あくまでその立ち位置になった、というだけですね。なので普通にいい人、という感じのキャラクターです。逆にヒロインの少女はタイトルから分かるように若干ヤンデレ感のある少女なのですが、これはどうやら原作からしてその傾向があるみたいで、その対象が主人公(悪役令嬢)に向いただけみたいですね。舞台が乙女ゲームなので当然本来の攻略対象(男性)が何人かいると思うのですが、作中に出てくるのはほぼ王子のみ。当て馬未満の、何ならモブレベルの存在なので基本的に気にしなくてよいでしょう。
ストーリーは恐らく想像できるオーソドックスなものと思えば間違いないでしょう。二次元ドリームなので濡れ場は多め。ヤンデレレベルはそこまで高くないので、安心して読めると思います(逆の意味で不満に思う方はいるかもしれませんが)。そんなわけで割と広く勧めやすい作品ではないかと思います。とはいえ二次元ドリーム作品なので一応お薦め度を一つ下げてます。逆に言えばその程度です。年齢を満たしており、えっちなのも大好きな方は非常にお薦めな作品なので是非読んでみてください。
それではノ