※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:宝石商のメイド
・ 著者 :やませちか
・ 掲載誌 :MFC
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
※今回のお薦め度は百合作品としてではありません※
感想など
こんばんは!
今日はまた一段と冷えましたね。先日は花粉症のお話をものすごく長々としましたが、風邪にも注意していかないとですね。私もまっとうな人間の生活に戻るので、そういうところの意識を再度高めていきたいと思います。
さて、本日紹介する作品は『番外編』ということで、百合作品ではありませんね。MFCの新刊で、「宝石商のメイド」です。
<ストーリー>
宝石商「ローシュタイン」は“メイドが宝石を売る”一風変わった品揃えのお店。
大通りから外れたその店には、老紳士、貴族、女優、貧乏学生と噂を聞きつけたさまざまな人が訪れる。
きらめく宝石を手にしたとき、彼らの人生もまた輝きだす。
宝石と人が紡ぐ物語ーー繊細なイラストで贈る珠玉の連作短編。
「とにかく素敵な作品だな」、というのがこの作品の印象ですね。
紹介文にあるように一話完結が基本で、この宝石店に訪れる様々な客達と、主人公であるメイド・エリヤの小さな交わりを描いたストーリーです。一巻の後半では彼女の主であるローシュタイン卿も帰ってきて、彼も話に加わります。どの話も本当に丁寧で、また一見して無表情なエリヤの、彼女の惹きこまれるような語りがいいですね。
<キャラクター>
メインというか、レギュラーの登場人物は今のところは二人だけですね。主人公であるメイド・エリヤと、彼女の仕えるローシュタイン卿です。それ以外は各話のお客様方がメインキャストなわけですが、彼らに関しては、基本的には何度も登場はしないのでしょう(ただし今後は一部例外も出てくるかもしれませんが)。
<総評>
繰り返しになりますが、本当に素敵な作品でした。ストーリー・構成も素晴らしいし、何より作品の持つ雰囲気がいいです。作画もキャラクターもとにかく素晴らしく、メインとなるお話と、彼女達の日常を描いた番外編のような描写のギャップもまたいい。そういうわけで、当サイトの趣旨外ではありますが、紹介させていただきました。是非読んでみてください。
それではノ