百合好きによる百合好きのためのレビュー

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魔王と百合

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 作品概要

・タイトル:魔王と百合
・ 著者 :櫻井
・  掲載誌 :MFコミックス
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)

 評価

・ シナリオ :★★★★★★★☆☆☆
・  構成  :★★★★★★★★☆☆
・   世界観  :★★★★★★★☆☆☆
・   雰囲気  :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・    絵   :★★★★★★★☆☆☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★☆☆

・  総合  :★★★★★★★☆☆☆
・  オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆

 百合的注意点

・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:低~?
・  男性キャラの邪魔さ :―

 感想など

こんばんは!

手続きの煩雑さに心が折れて、サ終ゲームの返金を諦めた水城です。今まで国内のゲームばかりしていた?せいか(意識していなかった)、普通に簡単返金だったのですが、海外のものだとこんなにも面倒なのですね。わからない&手間がすごくて、何度かメールのやり取りをした末に諦めることにしました。全取引の領収書のコピーがもう辛すぎる。何十件あると思っているのか・・・

 

 

という愚痴はさておいて作品紹介! 本日はMFCの新刊で、「魔王と百合」です。

 

 <ストーリー>

人類と魔族の争いが終わってまもない頃、世界はまだ戦争の不安に怯えていた。真の平和をもたらす方法はただひとつ――魔王(女)が人間の妃を迎えること! 新感覚読者参加型ハーレムコメディ、開幕!

私は単行本を買っているだけなのでわかりませんが、恐らくは読者さんが今後の展開(ヒロインの選択)を投票することでシナリオが決定されている・・・のかな? 確かに、導入から(私が)想定したものとは違う方向にシナリオが流れていて、「もし読者による投票で選ばれたなら、なるほど、こうなりそうだな」という方向性にいってますね。

ジャンルとしてはファンタジー世界が舞台のコメディ、ドタバタ系ラブコメですね。争いの終わったばかりの世界で、今代の魔王が人間の妃を娶ることで、双方の懸け橋になろうというお話です。

 

 <キャラクター>

現時点でのメインキャラクターは主人公である魔王様と五人の嫁候補。それと魔王の側近である大臣で七人です。五人の嫁候補というのはそれぞれ、姫騎士(王国第二王女)、勇者司祭魔女、そして魔王城のメイドです。嫁候補の前提条件から種族は全員人間で、魔王含めて登場人物の名前は今のところ明かされていません。

キャラクターはざっくり言うと、

・魔王:へたれ

・大臣:有能(?)参謀、魔王いじりが好きっぽい

・姫騎士:くっころ、実年齢幼女(12歳)

・勇者:明るい元気娘?

・司祭:魔族を憎んでる、ツンデレ系?

・魔女:怪しい、おっぱい

・メイド:無口少女

こんな感じです。ハーレム系ということなので、王道を抑えてきたかなと。

 

 <百合度>

百合度はそこそこ高め。タイトルに『百合』の表記があって、主人公・ヒロイン全員女性のハーレムラブコメですからね。これで低ければ詐欺でしょう(笑)

 

 <総評>

個人的な印象ですが、正直ちょっと微妙かな・・・?という感じです。構成が特殊なのは仕方ないとして、単純にストーリーが今一つな感じがします。作画レベルの低さもマイナス要因ですが、やっぱり一番はシナリオと・・・あとはキャラクターも何となく物足りないというか、ちょっと微妙な感じがします。試み自体は面白いのですが、ちょっと活かしきれていないかなぁ、というのが私の感想です。

ということで、そこまでお勧めとは言い難い作品でした。『百合ラブコメ』という軸はぶれようがないので、そういう意味で外れることはないでしょう。ただ昨今供給も十分に増えている現状で、優先的に購入するほどでもないと思われます。最低限試し読みはして、作品の雰囲気だけでも確認した上での判断するのが良いでしょう。

それではノ