百合好きによる百合好きのためのレビュー

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ハピエル

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 作品概要

・タイトル:ハピエル
・ 著者 :平ますお
・  掲載誌 :月刊少年マガジンR
・投稿時点での発行巻数:3巻(完結)

 評価

・ シナリオ :★★★★★★★☆☆☆
・  構成  :★★★★★★★☆☆☆
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★☆☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・    絵   :★★★★★★★★★☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★☆☆

・  総合  :★★★★★★★☆☆☆
・  オススメ度 :★★★★★☆☆☆☆☆

 百合的注意点

・百合度:低(~中)
・男性キャラの登場頻度:~高
・  男性キャラの邪魔さ :中

 感想など

最近異様に体調の悪い日の続く水城です。ごきげんよう。
何だかやけに気持ち悪くなったり吐き気を覚える日が多かったり、夜寝ても2-3時間程度ですぐに目覚めてしまったりそもそも眠れなかったり・・・そんな日がやけに多いです。「これはやはり仕事の再開に対するストレスか」と仕事の再開に一抹の不安を覚えていたのですが・・・本日ふと、実は別の理由に思い至りました。

その理由とは―――お茶。

実は最近(年明けくらいだったかしら?)、我が家のベースの飲み物が麦茶からほうじ茶になったんですね。私はどちらも好きなので今まで通り飲んでいたのですが、今回はこれが体調不良の原因かもしれないと考えたわけです。お茶に詳しい方であればこの二つのお茶の最大の違いが何か、すぐに思い至ることでしょう。それはそう、原料です。通常麦茶と言うのは、その名の通りベースが麦なわけで、いわゆる茶葉は使用していません。ですがほうじ茶。これは焙煎の度合いが違うだけで、一般的な紅茶や緑茶同様、茶葉を使用しているわけです。つまり、カフェインが入っているのです。

実は私はコーヒーが飲めません。これは嗜好の問題ではなく、飲むと体調を崩すんですね。軽度の悪心から始まって、嘔気、手指の振戦、動悸などなど―――明らかに体が拒絶反応を示します。これがコーヒーそのものなのかカフェインによるものなのかは調べていないのでわかりませんが、交感神経の興奮症状が出ているので、恐らくはカフェインがダメなのだと推測しています。ということは―――もう言うまでもありませんね。なので、これから数日間はこのほうじ茶を一度絶ってみて、それでまた体調をしっかり見直そうかと思っています。恐らくはそれで改善する・・・はず。というかしなかったら困る・・・。

 

かなり前書きが長くなっていますが、ちょっとお話したいことがあるのでもう少しだけ。

実はこのコーヒーがダメという体質。成人近くになってから発症?したものなんですよね。私は中学・高校の頃は普通にコーヒーを飲んでいました。むしろ好んで多く飲んでいたくらいです。境がいつなのかは分からないのですが、ある時からこのような体調不良を覚えるようになり、最初のうちは私はこの症状が緊張などから来るもの、精神的なものだと考えていました。ですがケースが増えるにつれてコーヒーという共通点に気付き、経つようにしてそれがなくなって確信を得られたわけです(ちなみにアルコールにも弱いので、飲酒でも近しい症状を呈します)。

ここでお話したいのは、最初は問題なく飲んでいたことです。つまりは情報共有。先程私が挙げたような症状に不定期にみまわれ、それに悩んでいるという方。もしかしたらそれはカフェインによるもの(或いは別の何かによるもの)かもしれません。そしてそれは私のように、元々は大丈夫だったのにいつの間にか駄目になっていたそんなパターンがあり得るかもしれません

今まで大丈夫だったけどダメになった。そういうことが実は良くあります。今回のカフェイン、アルコール、あるいは普段何気なく食べているもの。場合によっては医薬品もそうです。『今まで問題が起こっていない』は、『これから問題が起こらない』を担保しません原因不明の体調不良に見舞われた時、特に同様の症状が複数回起こった場合は、是非一度その時の状況を精査して下さい。それによって苦しむ期間を減らしたり、起こり得る問題を防ぐことも出来ます。QOLの低い人生は最悪です。今回の喚起が誰か一人でも、日々の苦しみの緩和に繋がってくれればうれしく思います。

それではノ

 

 

 

 

 

 

―――『それではノ』、じゃねーですわ。

はい。長々とした前書きを終え、漸く本題である作品紹介へと移ります。本日紹介する作品は月マガのシリーズ?より「ハピエル」です。

 

 <ストーリー>

学校からの下校途中、トラックに轢かれた女子高生・サヤは昏睡状態から回復して以来、奇妙な美少女の姿が見えるように。サヤにだけ見えるその少女・ハピエルは、学校内を好き放題に闊歩し、セクハラ&パワハラを次々繰り出す…とんでもない子だった! 自らを天使と名乗り、サヤの命を守りにきた少女・ハピエルと、悪魔に狙われる不幸体質巨乳JK・サヤとのハチャメチャ学校生活が今始まる!

まず最初にですが、本作には『通常版』の他に『Hでお得な電子特装版』というものがあります。両方は買っていないので読み比べているわけではないのですが、恐らくは描き下ろしの有無の差と思われますので、描き下ろし(基本的に本編よりえっち度が高く、男性が登場しない)が読みたい方は後者を選ぶようにしましょう(私も後者です)。

ジャンルとしてはギャグ・コメディ作品ですね。一通り読んだ印象ですが、月刊『少年』マガジンなだけあって、対象年齢がかなり低い気がしました。なのでもしかしたら当サイトの読者さん(勝手に成人が多いと思い込んでいます)には合わないかもしれません。留意を。

シナリオですが、正直あってないようなものですね。一応大筋はあるのですが、まぁギャグ漫画ですからね。たまにシリアスっぽくなることもありますが、それくらいだと思って下さい。

 

 <キャラクター>

メインキャストは結構多いですが、一番のメインは表紙の二人ですね。色々な意味で災難にみまわれる主人公・沙耶と、タイトルにもなっている天使ハピエル。また一巻では大暴れする沙耶のクラスメイト・よしかや、二巻以降で登場する魔女・陽子。ハピエルの父である神さまや悪魔サイドで何人かがレギュラーで登場します。

基本的に主人公・沙耶はすごくいい子で、可愛いです。問題はハピエルの方ですね。ハピエルは基本的にクズでダメ人間(天使)ですので、ハピエルを好きになれるかどうかがかなり大きな分かれ目となる作品でしょう。

 

 <百合度>

百合度は低いです。基本的にはギャグとエロ(とグロ)で成り立っている作品なので、この点はあまり期待しない方がいいでしょう。

ただし一点。描き下ろしだけは、少しだけ百合度に期待してもいいかと。特に第三巻(最終巻)の描き下ろしは珍しいことに沙耶とハピエルがいちゃいちゃします(珍しいというか、本編では皆無でした)。私が本作を読んだ中で、全編通して唯一楽しめた部分です(笑)

 

 <総評>

まぁ・・・購入はお勧めしませんね。百合度云々を除いたとしても、特別勧められる作品とは言い難いです。ただこの手のギャグ系エログロ作品には一定数需要があると思うので、合う人には合うのだと思います。確実に試し読みを確認し、雰囲気が合うかどうかを確認した上で購入するのがいいでしょう。また、こういう作品こそ、気になる場合であってもDMM(セール)の利用をお勧めします。

それではノ

 

 

 

 

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