※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:q.天上の音楽
・ 著者 :植下
・ 掲載誌 :電撃コミックスNEXT
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:低~
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :ほぼ無
<感想など>
こんばんは!
最近やけに雨が良く降りますね。私の中では梅雨はもう終わっているのだけど、今が梅雨みたいな感じになっている気がします。おかげでお仕事は少し余裕がありますが、どこかで揺り返しが来そうですねー。
ところで、先日第五巻も発売された「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」がアニメ化されるらしいですね。非常に癒され度の高い作品なので、日常アニメ枠に入れやすいのかな? 個人的には有田イマリさんは「はっぴぃヱンド。」を推しているのだけど、こっちは無理ですか・・・?どうですかね・・・。
さて、本日紹介する作品は電撃コミックスNEXTより「q.天上の音楽」です。
「他の誰でもない、あなたと弾きたくて。そのためだったら私は、なんだってしてみせる。」
AI技術が発展し、人間と機械との差が無くなってきた近未来。
機械の頭脳をもつヒューマノイドが、様々な分野で人間と共存しはじめた時代。
ヴァイオリン奏者の少女・憬は、演奏用ヒューマノイドEX-q.200型が原因で、大切な幼馴染の伴奏者の少女・シオンと疎遠になってしまう。
失意の日々を過ごす憬はある日、同型のヒューマノイド・キリエがトラブルを起こしている場面に出くわす。
シオンとの離別の苦みが胸に込み上げ、憬はその様子を睥睨して立ち去ろうとするが、なぜかキリエは憬に助けを求めてきて……。
近未来を舞台に、音楽を通して感情をぶつけ合う、少女×少女×ヒューマノイドの激情青春ハーモニー!
人間とヒューマノイドの合奏ということで、音楽に関わらず人に近しい人工物の登場するSF系作品ではしばしばとられる題材ですね。一巻では主人公・憬とヒューマノイド・キリエの二人ばかりで、憬の過去の相方であったシオンはほとんど登場しないのですが、一巻の終わり方を見るに今後はかなり大きく関わってくるのかもしれません(私は途中まで、シオンと別れて新たなパートナーと徐々に距離を縮めていく物語かと思って読んでいたのですが、どうも違う気配。ということは、紹介文「少女×少女×ヒューマノイド」の、少女の片割れがシオンなのかな?)。
登場人物のメインは女性になると思われます。ただキリエに関しては、正確には無性別です(ビジュアル的には中性的で、若干女性寄りに見える)。百合度は・・・少なくとも一巻時点では低めと言っていいでしょう。今後どうなるかはちょっと難しいですが、大きく上がることはないと予想しています。ストーリー自体は普通に面白いので、ジャンル的に好みであるという方は是非読んでみてください。
それではノ