※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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＜作品概要＞
・タイトル：アネモネは熱を帯びる
・ 著者 ：桜木蓮
・ 掲載誌 ：まんがタイムきららフォワード
・投稿時点での発行巻数：1巻（刊行中）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★☆
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★★
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・ 絵 ：★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★★☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★★
＜百合的注意点＞
・百合度：高
・男性キャラの登場頻度：無
・ 男性キャラの邪魔さ ：―
＜感想など＞
こんばんは！
ソシャゲが始まったのでものすごく久々に「sin 七つの大罪」視聴してみました。わかっていたけど、記憶にあった以上にバカアニメでしたね(笑) シリアスの皮をかぶったギャグアニメ結構好きです。あとOPEDがすごく良かった。特にED。流石閣下ですね。
さて、しばらく小説作品が続きましたが、ここからは漫画のターン。本日紹介するのはフォワードより「アネモネは熱を帯びる」です。
不本意ながらも進学した高校で凪紗が出会ったのは病弱な少女 茉白。初対面であるはずの彼女は凪紗が受験に失敗した原因とも言える少女だった…。自分を変える為、凪紗は茉白を「好き」になろうと決意する。器用で不器用な少女が紡ぎ出す濃厚百合世界。
きららにしては（フォワードだけど）かなり真っすぐに百合を描いてきましたね。つぼみの名を冠したい非常にストレートな作品です。
勤勉で真面目な主人公・凪紗は、志望校の受験日に道端でうずくまる少女を見かけ、その少女に寄り添ったために受験時間に間に合わず、別の学校に進学することになる。何事もポジティブに考えることを信条とする彼女は、それにも意味があることだと前向きにとらえて日々を過ごしていた。始業日から数日後、ずっと学校に来ていなかった少女が登校してきたが、それはあの日の少女で―――
という感じのお話。凪紗は始め"受験失敗の原因の少女"に苦手意識を感じるも、とあるきっかけで彼女の弱い部分に触れ、心情である"ポジティブに"という考えのために彼女に出会えたことに意味を見出そうとします。その意味（意義）を得るために彼女を「好きになろうとする」のですが・・・最初からめっちゃ好きにしか見えない(笑) 常に明るく振舞おうとするヒロイン・茉白も可愛いのですが、茉白に振り回されて赤面しっぱなしの凪紗がとにかく可愛い。病弱なヒロインを支えて主人公達は頻繁に保健室に行くのですが、そこで何度も何度も抱き合うんですよね。動悸が止まりません。
そんなわけで極めて百合度高めの本作。少なくとも一巻を読んだ時点での感想としては、買わない理由がないと思いました。一切迷うことなく買って大丈夫なので、万が一未読の方がいましたらこの後即購入しましょう。
それではノ
