百合好きによる百合好きのためのレビュー

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ステリアデイズ うぃきっど!

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:ステリアデイズ うぃきっど!
・メーカー:codeBB studio
・  ハード :ソーシャルゲーム(スマートフォン)
・ジャンル:文具少女と戦うアバターRPG

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・  構成  :★★★★★★★★★☆
・   世界観  :★★★★★★★☆☆☆
・   雰囲気  :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・    絵   :★★★★★★★★★★
・    声   :★★★★★★★★★☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・   操作性  :★★★★★★★☆☆☆
・  ストレス度 :★★★★☆☆☆☆☆☆
※ストレス度はUIに対するフラストレーションであり、作品内容に依存しません

・  総合  :★★★★★★★★★☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★★☆

 <百合的注意点>

・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無?
・  男性キャラの邪魔さ :―

 <感想など>

こんばんは!お盆も近づいてまいりました昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。私はいつも通りの日々を過ごしていますが、先日お話したように一旦WiMAXを解約して光回線の開通を待つことになる為、またしばらくはネットが使えない日々になります・・・(スマホは使えますが)。そんなわけで折角再開していたブログもまたしても少し休暇に入る事、どうぞお許しくください・・・また開通後にちゃんと再開しますゆえ・・・

 

ということで、休止前最終投稿。本日の紹介作品は昨日に続いて現在プレイ中のソシャゲ作品、「ステリアデイズ うぃきっど!」です。

こちらはジャンルにあるように『文具少女』とともに過ごすRPG作品。最初は文具の擬人化かと思ったのですが、プレイしている限りでは『文具に由来する何らかの特別な力(ステリア)を持つ少女』という感じでしょうか。具体的に作中の言葉を用いると、「私のステリアは○○(文房具名)」という言い方をしています。プレイヤーはステリアを持つ少女達ではなく、その少女達の通う学園に赴任してきた教師。彼(彼女)は少女達と同化?する力を持っており、それによって彼女達の窮地を救ったりなんだりします。

 

さて、まず最初に主人公(プレイヤー)についてお話しておきます。

これは私的超重要ポイントなのですが、このゲームでは主人公のアバターを自分で設定します。そしてそのアバター。デフォルトが女性なんです!(超重要ポイント)

そうです、これ以上語る必要は、ありませんね?

自由にいじる事で男性のような見た目に変更することは可能ですが、女性です。女性です。各種装備品だって、明らかに女性ものです。間違いありません。まずこのことを念頭に置いておきましょう。

 

続けてキャラクターについて。

個人的に今作のキャラクターについて高評価を付ける部分として、キャラクターの年齢が幅広いことが挙げられます。

学園に赴任する。文具少女たちと戦う。

これだけ聞くと女子中学生~女子高生くらいの幅の少女達を想定すると思いますが、実はこの学園において、〇年生という単語は年齢ではなく単純に級(クラス)を意味します。なので同じ学年でも年齢がバラバラだったりするわけですね。そして実際に現時点で登場している(入手可能な)キャラクターの年齢も、12歳~24歳と幅広く、例えば一人だけいる教師のプレイアブルキャラクターが20歳なのに対し、学園の生徒会長はなんと22歳です(24歳は研究生)。どうですか? 個人的にはこのあたりがすごく好きなんですけど、いかがでしょう。

また、女性である教師(主人公)に対し、ものすごく真っすぐに好意を向けている少女がいたり、仲良し三人組でいつもきゃっきゃしていたりと、個人的にこの作品のキャラクターはかなり好みです。イラストのレベルも高いですし、ソシャゲとして必要な最低ライン(個人的にキャラと作画だと思ってます)は十二分に満たしていると思います。

 

さて続けて重要なストーリーについて。

ストーリーはある程度のシリアスさを残しつつも、基本的にファンシーな雰囲気を常に纏っています。特に敵キャラクターの作画がかなりぬいぐるみちっくで、それを助長しているように思います。空気感やキャラクター、設定など色々含めて、何というか女児向けゲームの大人版(??)という雰囲気の作品です。なのでシナリオも基本的に過激さはなく、分かりやすいストーリー構成と優しい結末に終始するようになっています。この辺りは好みが別れるかもしれませんが。私は割と好きですね。

ストーリーにおいての不満点を言うならば、これはボイスに尽きます。

そう、フルボイスじゃないんですよね・・・。個別やイベントはともかく、せめてメインストーリーだけでもフルボイスだったなら私的には非常に評価を上げたところなんですが・・・残念です(ちなみに何故か・・・導入がフルボイスなのはわかるのですが、加えてキャラクターシナリオの一部だけがフルボイスになってたりします。全部ではなく、ほんのちょっと。本当に何故なのか)。

そんなわけで、内容に対する不満というより、その周り、システム面に対する不満と言えるでしょう。繰り返しになりますが、キャラクターやストーリーは好きです。

 

次に難易度についてお話します。

今作は2020/05/18リリースということで、かなり新しい作品です。その為、改修は重ねられているとはいえ成熟しきったシステムとは言い難いでしょう。とはいえ現時点のプレイにおいて、戦闘面での難易度はそこまで悪くないと思っています。ある程度強化しないと勝てないけど、課金前提というほどではないし、戦闘が自分+助っ人二人の三人構成なので、かなり助っ人に助けてもらうことが出来ます。強いて言うなら、今までに開催されてきたイベントの、イベントボスがめちゃくちゃ強い(私基準)。ただイベントボスは難易度ごとに強さが別れているものの、どの強さを選択してもイベントアイテムの回収が出来たため、この点は特別気になりませんでした。また新しい試みとしてクラブ(所謂ギルドシステム)ボスの導入など色々と試みもありますし、今後の改善なども考えればバランス的な問題はないだろうと個人的には思っています。

 

最後に超重要項目、ガチャについてお話します。

私はこのゲームにおいては微課金プレイヤーなのですが(基本的にはパス+αで、現時点で2万円いかないくらい)、正直課金しなくてもかなりの量の石が入手できますので、無課金でもそこそこは回せると思います(少なくとも前回の「マギレコ」とは比べるべくもないレベル。比べる対象がおかしいと言われると言い返せませんが(笑))。

ガチャシステムですが、ガチャで入手できるのは基本的に装備品となります。この装備品にレアリティが付いているのですが、最高レアが7.5%と、ソシャゲとしてはかなり高確率で、10連を回せば結構な頻度でドロップしてくれるので、まわしてて楽しいです。肝心のキャラクターの入手に関してですが、キャラクターは特定の装備を入手した際に一緒についてくるようになっています。例えば、URの○○という装備をガチャで引いた際に、その対象のキャラクターが一緒に入手できるわけですね。これはUR及びその下のSRについてくるようになっていて、同じキャラクターの別タイプ(スタイルと呼称されます)も存在しています。もちろん全てのUR・SRにキャラクターが付随するのではなく、あくまで一部ですね。なのでキャラクターの入手率という意味ではそこそこ低めかもしれません。とはいえ運もあるでしょうが、微課金の私が現時点まででURキャラが8/11に全レアリティトータルで20/24(初期含む)まで獲得できていて、かつ石も200連分ほど残っているので、そこまで悪くない確率で引くことは出来るでしょう(ピンポイントは流石にあれですが)。キャラを育てるのはそこそこ大変ですが、入手した中で好きなキャラ(基本的には物理と魔法でそれぞれ)に集中して育てる分にはリソースがかつかつになることもありません。総じて、ガチャ周りに関しては比較的優しいと判断できると思っています。

 

というわけで、以上が要素ごとの各論でした。百合度がすごく高いというわけではないのですが、総じて個人的には結構お勧めのゲームですね。お薦めする方は、ひとえにこのゲームの雰囲気が好きかどうかに尽きると思います。ちょっと触れてみて空気感が好きそうであれば、ぜひとも一緒にプレイしていきましょう!

それではノ