※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:お菊さんはいちゃ憑きたい
・ 著者 :結野ちり
・ 掲載誌 :MFコミックス
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
百合的注意点
・百合度:激高
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
感想など
こんばんは!
いやー、円安がヤバイですね。PostPrimeで投稿するようになってからこちらでは経済の話をしないようにしてたのですが、あまりにも円が弱すぎて思わず話題にしてしまいますよ。私は円がハイパーインフレになるとか、そういうのは思ってませんが、ここまで弱くなるとFXでなく普通に証券口座で外貨を増やすべきか悩んでしまいますね。安易な投資・投機を勧めるわけではありませんが、皆さんもあまり円に全力投球(要するに預金しかしない状態)するのは気をつけてくださいな。
さてさて、それでは作品紹介に移りましょうか。本日もMFの新作で、「お菊さんはいちゃ憑きたい」です。
<ストーリー>
江戸時代に多くの人々を恐怖に陥れた大悪霊お菊が三百六十年振りに蘇った。 お菊を除霊する術がない現代の祓い屋たちは、お菊に交渉を持ちかける。
巫女さん(祓い屋)と幽霊のドタバタラブコメディですね。ストーリーは根っこはシリアス度が高い感じっぽいのですが、一巻はまだ深い部分にもあまり触れないので、明るくわちゃわちゃした感じです。
<キャラクター>
主要キャラクターは現時点では四人?です。
主人公は表紙左の袴の少女・聖涼世。祓い屋として非常に有能な美少女ですが、優秀すぎるために他の祓い屋には少し疎まれているようです。日本三大幽霊の一角である悪霊・お菊の討伐に参加した際に、彼女に憑りつかれてしまい、不思議な同棲生活?がスタートすることになりました。お菊さんに対しては当たりが強いのですが、情が深いため何だかんだで彼女のことを受け入れてしまっているツンデレ系少女です。
ヒロイン?枠は上記の悪霊・お菊さん。『番町皿屋敷』の女性霊で、井戸の近くでお皿を数える「一枚、二枚・・・」というセリフは有名ですね。"美少女とイチャイチャするために蘇った"という彼女は、そこに居合わせてしまった涼世に憑りついて、言葉通り彼女にいちゃいちゃを仕掛けていきます。ちょいちょい怖いです。
三人目?はお菊さん同様日本三大幽霊の一角であるお岩さん。『四谷怪談』の悪霊で、オタライフを楽しむために蘇ったようです。彼女の場合涼世に憑りついているわけではないと思うのですが、涼世の家に居つきます(曰く涼世を腐女子だと思ったらしいのですが、実際は涼世は百合好きとのこと)。しかし真の目的は別にあり・・・?
四人目はかつて涼世の高校時代の友人であった少女・星見廻です。霊の関係で色々あって涼世の方から距離を置いて、以降接点はないようです。ただ今後重要なポジションで姿を見せそうな感じなので、主要キャラクターとしました。
<百合度>
百合度は極めて高いです。特に一巻は始終いちゃいちゃしていましたね。今後シリアス度が上がれば多少下がるとは思いますが、大きく乱れることはないと思います。
<総評>
百合度が高く展開もなかなか気になる感じで、非常にお勧めの作品です。ジャンル的にはホラーとも言えますが、今のところあまり怖い感じではありませんね。今後シリアス度が上がっても『怖い』よりは『熱い』系の作品になるんじゃないかと思ってます。バトル物的な意味で。なのでホラーが苦手だから・・・という方向は気にしなくても大丈夫、と思われます(今のところは)。
ということで、恐らくあまり人を選ばないタイプではないでしょうか。何せ百合度が極めて高いので、非常にお勧めの作品です。是非読んでみてください。
それではノ