※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:ゆめのかよいじ
・ 著者 :大野安之
・ 掲載誌 :ニュータイプ100%コミックス(旧版:ヤングキング)
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★☆☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
百合的注意点
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:低~
・ 男性キャラの邪魔さ :低
感想など
祝日ということに気付かずにいつも通り出勤した水城です。ごきげんよう。
いやぁ、久々にやっちゃいましたね。元々カレンダーを確認する習慣がないからたまにやるんですよね・・・。駐車場について、車が一台もないのを不審に思った直後に思いだしました。折角着替えて家を出たから何かしようかとも思ったのですが、特に思いつくこともなく家に帰って寝たのでしたとさ。
さて、ドジっ子アピールはこのくらいにして作品紹介です。本日紹介する作品は、過去一古い作品ではないでしょうか? ヤングキングより「ゆめのかよいじ」です。
<ストーリー>
郊外の高校に転校した少女は古い木造校舎で女の子の「幽霊」と出会う。彼女と不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆を実感する…。
ちなみにリンク先の商品は復刻版で、これは比較的新しく?、2001年に発行されたもの。旧版は何と1988年に世に出た作品です(私が3歳の頃です。歴史を感じる・・・)。作画はほぼ(全て?)一から描き直しているようで、絵柄も結構違います。その辺りは、単純に新しいものの方が良くなってると思います(尤も旧版は試し読みでさっと確認した程度ですが)。
ストーリーですが、旧い学校に転校した主人公が、そこで出会った幽霊の少女と触れ合いながら不思議な体験を重ねていく感じのストーリーです。ノスタルジックな雰囲気が丁寧に表現された作品ですね。
<キャラクター>
メインキャラクターは主人公、およびヒロインの二人と、主人公の友人がほぼメインクラスに登場します。
主人公は舞台となる学校に転校してきたばかりの少女・真理。女学校時代に亡くなったという幽霊の少女と出会うことで、いくつもの不思議なことを体験するようになります。
ヒロインは幽霊の少女・梨絵。学校で亡くなった(自殺した?)少女の霊で、かつての想い人に似ているという主人公に惹かれて姿を見せました。最初こそ主人公を別の少女と勘違いしていますが、途中からはちゃんと別の人間として接していきます。
そして主役二人以外で唯一登場頻度が高いのが、主人公の友人・さつきです。主人公が転校して最初に仲良くなった少女で、真理が梨絵のことを話した唯一の存在でもあります(ただし梨絵を見たことはない)。
通して活躍するキャラクターはこの三人くらいですね。ちなみに舞台の学校は元は女学校ですが、主人公がやってきた時には共学になっています。
<百合度>
百合度はそこそこ、でしょうか。真理は梨絵のことを本気で好いているし、梨絵もまた真理のことを真理として想っているように見えました(残念ながらさつきに関しては、そういう方向での辛味話)。舞台が学校なので男子生徒も存在はしますが、ほとんど出てきませんでしたしね。
<総評>
前述してますが、非常に雰囲気、空気感の良い作品でした。主人公のキャラクターもいいし、個人的には結構な名作だと思います。作画がかなり古いのでその点の好みはあると思いますが、それを除けば人を選ぶ作品でもないと思います。是非読んでみてください。
それではノ