※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:王女様がメイドに監禁される話
・ 著者 :あいだ
・イラスト:香川悠作
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★☆☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★☆☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★☆☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低~
・男性キャラの登場頻度:中~
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!今日も今日とていつも通りの日々。珍しい残業はダイオウ末を撒いた後の後始末・・・うあー円盤欲しい。
などと同業者にしかわからないネタはおいておいて、本日の紹介は「王女様がメイドに監禁される話」です。一応"adult only"と書いてあるのでR18タグつけましたが、実際はその手の描写は殆どないです。全年齢にあるようなものと同レベルと思って下さい。
私は監禁されている。
王女なのに、よりによって自分のメイドによって。
王女としてわがまま一杯に育ったエメリは、突然に狭い部屋に幽閉される。犯人は、無口なメイドのマリヤだった。城に帰せと怒るエメリだが、マリヤはまるで冷静で、聞く耳を持たない。
父による助けを待つエメリだが、やがてマリヤがエメリを監禁した本当の理由が明らかになり……。
冷静で無口なメイド×わがままで高慢な王女、ドラマチック下克上百合小説。
田中まさみ先生みたいなタイプの作品を想定していたのですが、思いの外シリアスで、まっとうなシナリオでした(失礼)。コメディ調のシーンはなく、本当に普通のファンタジー作品という感じ(ファンタジーというより仮想中世ヨーロッパ風な感じでしょうか。魔法とかそういうの関係ないので)。
監禁されて始まる王女の一人称で、メイドの方は意外と出番がありません。監禁してあれやこれやされちゃう!みたいな感じは(ほぼ)一切ないので、そっちを期待すると肩透かしを食らうかも。その代わりお話自体は綺麗にまとまっています。個人的にはやはりもうちょっと二人の絡みが多いと嬉しいなぁという感じでした。
濃いめのor強めの百合という感じではありませんので、素直にシナリオを楽しみたいタイプの方向け。先に述べてますがR18要素に関してもエッセンス程度に思っておいてください。
それではノ