※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:終活女子高生
・ 著者 :津々巳あや
・ 掲載誌 :まんがタイムコミックス
・投稿時点での発行巻数:2巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
珍しく日曜なのに朝に起きてしまいました。そんな日もいつも通り引きこもりつつ紹介するのは「終活女子高生」。"終活"という単語を私が知ったのは多分10年くらい前だと思うのですが、漫画で見かけたのはこれが初めてでした。
主人公・藤沢沙羅(見た目ヤンキーっぽいほう)はある日いきなり何の接点もなかった女子・大泉律に話しかけられます。彼女は現在"終活中"で、その一環として沙羅にも話しかけたらしいのですが―――
お話は基本的に沙羅と律のドタバタコメディ。律には石神井さんという片思いの男性がいる事になってるのですが、本気っぽくは見えないです。恋がしたくて(終活の一環と思われる)周りから一番を選んだ・・・感じなのかな。どう見ても沙羅の方が好きだと思いました。
ちなみに(以下最終話ネタバレで反転)
著者はわざと終わりをぼかしたとのことでしたが、個人的には本来不治のはずが海外で僅かとはいえ生き延びる可能性が見つかり、治療のためにそちらへ渡って、成功して帰ってきた(或いは元々少ない確率で非常に高額な治療なため踏ん切りがつかず諦めていた)。というパターンだと思ってます。やっぱりハッピーエンドが一番!
デリケートなテーマですが、ギャグとシリアスを上手いバランスでまとめ上げていると思います。普通に女の子可愛い!で楽しんでも問題ないと思うので軽いノリで大丈夫です。また津々巳先生の作品に「女子大生の日常」というものがあるのですが、こちらも併せてお勧めします。
それではノ