※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:2DK、Gペン、目覚まし時計。
・ 著者 :大沢やよい
・ 掲載誌 :百合姫コミックス
・投稿時点での発行巻数:7巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
今回紹介するのはレビュー依頼のあった「2DK、Gペン、目覚まし時計。」です。
こちらの作者である大沢やよい先生と言えば長らく百合姫で作品を描かれている方で、「ブラックヤギーと劇薬まどれーぬ」、「ストレンジベイビーズ」(唯一未読)、「屋上ぴかぴかロマンス」、「スパイスガールズ」と短編集(+続編?)が続き、満を持して出された連載作品となります(唯一未読なのは電子化されてない為です。amazonでも新刊じゃないから作者にお金行かないしね・・・)。
この作品はOLである主人公・香月奈々美とマンガ家である同居人・藤村かえでの物語です。始まった時こそ香月さんには付き合っている男性がいるのですが、第一話で即別れるのでまぁいないようなものとしましょう(文字のやり取りで終わる)。
そもそもとして香月さんはかえでに大分惹かれているため、正直な所将来的な見通しとか体裁で付き合っていただけだと思うので。
話の内容ですが、この二人を中心に香月さんの職場の相手や取引先の女性、かえでの漫画家仲間?や元同棲相手などが出てくる、いわゆる普通の恋愛漫画になると思います。香月さんは元々同性を嗜好しているのですが、かえではノーマル(と思われる?)ので基本的には香月さんがもやもやすることが多く、かえでの(恋愛的な意味での)葛藤は描かれていません。
主要キャラというか、スポットの当てられるキャラは推移していくのですが私のおすすめは序盤に比較的多く出るルー子こと谷原さんです。登場した回こそ「何だこいつは・・・!?」となりますが、段々好きになっていきました(笑)
絵は上手いのですが若干独特な絵柄なので多少人は選ぶかも?
そんな感じで初百合姫作品でした。百合好きならとりあえず買って損はない事でしょう(たま~に外すんだよね、百合姫・・・)。
それではノ