百合好きによる百合好きのためのレビュー

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ことのはアムリラート

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:ことのはアムリラート
・メーカー:SUKERASPARO
・  ハード :PC
・ジャンル:ADV

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・  構成  :★★★★★★★★★☆
・  世界観   :★★★★★★★★★☆
・  雰囲気   :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・    絵    :★★★★★★★★★★
・    声   :★★★★★★★★★★
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・   操作性  :★★★★★★★★★☆
・  ストレス度 :★★★☆☆☆☆☆☆☆

※ストレス度はUIに対するフラストレーションであり、作品内容に依存しません

・  総合  :★★★★★★★★★★
・  オススメ度 :★★★★★★★★★★

 <百合的注意点>

・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:無
・  男性キャラの邪魔さ  :―

 <感想など>

しばらくゲーム紹介していなかったので今回はゲームです。

といっても作品自体は百合好きならしっているでしょうか?SUKERASPAROより「ことのはアムリラート」です。

百合は大分広まって書籍関連だとかなり百合主題の作品も増えたのですが、ゲームってなるとやっぱりまだ少ないんですよね。私的に一番有名なのは「白衣性恋愛症候群」だと思うのですが、どうでしょうね?

 

そんな数少ない百合ゲーの一つであるこの作品。

 舞台はこことは似たどこか違う世界。主人公・リン(凛)は商店街で買い食いをしていたらふとした拍子につまづき、そして次の瞬間空気に違和感を覚えます。ピンク色の空、見た事のない文字・・・そこは自分の知っている街とよく似ていて、だけど全く知らない世界でした。途方に暮れて座り込んでいると、そこに美しい少女が現れて―――

 

この世界の最大の特徴にユリアーモと呼ばれる言語があります。この言語はエスペラントを基にして作られたものなのですが、このゲームはユリアーモを学びつつ少女ルカとの愛情を育んでいくADVとなっています。ユリアーモ勉強パートやテストなどもあるのですが、本気で頑張らなくてもシナリオ上は問題ないのでそこは各々で大丈夫です(ちなみに私は結構ガチで頑張りました)。

主要人物もリン、ユリ、そして二人の先生であるレイ。立ち絵があるのはこの三人だけ(だったはず)で、絡みもほぼこの三人で完結していてあとはモブです。EDは三つあるのですがその全てが「ルカとどうなるか」に集約されるためレイさんは攻略できません。

内容は比較的シリアス寄りですが、上記の白衣性――程ではないです(後で記事にします)。イチャイチャ度が結構高めで、とにかくルカが可愛いのでひたすら愛でていればOK(ルカのイラストもいいのですが、声がやばい・・・すごくとろける声してます)。

 

そんな「ことのはアムリラート」、この度続編である「いつかのメモラージョ」が近日発売するっぽいのでそちらも購入しようとわくわくしながら待機中です。

今回の作品は全年齢であり18歳未満の方も楽しめますので、今までADVになじみがなかった方も、ADV大好きっ子も、皆さん是非プレイしてみてください。

それではノ

 

P.S.)ドラマCDと設定資料の入ったコンプリートブック(ゲームと音声はDLで、書籍のみ実物)もあります。私は予約購入だったのでこちらは持ってないのですがドラマCDについてはDMMでDL購入して聞いてます。最高でした。気になる方はこっちの方がいいかもしれません。