※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル：君の為だけの首輪
・ 著者 ：あおと響
・ 掲載誌 ：comico
・投稿時点での発行巻数：1巻（刊行中）
評価
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★★
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★☆
・キャラクター：★★★★★★★★★☆
・ 絵 ：★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★★☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★☆
百合的注意点
・百合度：中～高
・男性キャラの登場頻度：低～
・ 男性キャラの邪魔さ ：低
感想など
こんばんは！
三連休（私は三連休ではないんだけど）ってやっぱり一瞬ですね。気が付けばもう数時間で月曜日、週明けです。また明日から懸命に勤労に励まねばなりませんね。
さて、最近ですがちょっと気になっていたソシャゲがリリースされました。keyの麻枝さんがシナリオを担当したという新作「HEVEN BURNS RED」です。こちらはキービジュアルの少女が主人公のゲームで、舞台に女性（少女）しか登場しないんですよね（まだ数時間程度のプレイなので断言はできないのだけど、まず間違いないでしょう）。主人公の行動を（言動を）ある程度プレイヤーが決定するので、強いて言うなら主人公=プレイヤーの分身的な存在で、かなりADVっぽい雰囲気を持った作品です。久々に麻枝さんシナリオの作品をプレイするのですが、ノリが「あぁ、麻枝さんだなぁ(笑)」という感じなんですよね。世界はかなり危機的な状況なのですが、少なくとも序盤においては結構はっちゃけた雰囲気ですね。特徴としては、
・とにかくキャラが強い
・そして最初からキャラがめちゃくちゃ多い（プレイアブルが既に48人もいる）
・テンションが異様に高い（特に主人公の）
・全編完全フルボイス（←素晴らしい！）
・イラスト・モデルのクオリティが非常に高い
個人的な印象としては、キャラの強さと異様に高いテンションについていけるかが分かれ目になると思います。ガチャはたぶんあまり引けない（配布石が少ない）タイプの作品だと思うのですが、恐らくはそこまで高レアリティがなくてもまぁまぁ進められるのではないかと感じています。
まだ昨晩始めたばかりなので色々と探っている状態ですが、結構期待の持てる作品ではないかと思います。気になる方は是非プレイしてみてください。
さて、久々に長くなりましたが、作品紹介に移りましょう。本日紹介するのは「ぼくは、百合なお姉ちゃんを応援しています」や、当サイトでも紹介した「鎧塚さんをバブらせたい」のあおと響さんの新作、「君の為だけの首輪」です。
＜ストーリー＞
自宅マンション前で女子高生が倒れていた…！？仕事帰りにその現場に遭遇した東雲小花は彼女を放っておけず部屋へ運び看病する。それから頻繁に小花の部屋へやって来るようになった彼女・春風リオは痛みに愛を感じる子だった。暴力を要求するリオに応えることが出来ず、それでも彼女の表情・仕草に心トキメかせてずっと傍にいて欲しいと思う小花。「また、女の子に恋しちゃった」小花の恋心にリオは振り向いてくれるのかーー？少し痛くて優しい恋の物語、第1巻。
最近気づいたのですが、あおと響さんって何か特殊な（とがった）性癖とか、闇を背負っている女性とか好きですよね(笑)（あとおっぱい） 本作はそんなあおとさんの好みが強く反映された作品のような気がします。
ということで、キャラクターは結構とがっている作品で、ストーリーも比較的穏やかなようで闇が深いタイプです。なのでヒロインの少女のふるまいなども含めて、人を選ぶ可能性は高い作品だと思っています。
＜キャラクター＞
現時点での主要キャラクターは・・・三人？かな。
まずは主人公である小花さん。看護師で世話焼きタイプ。恐らく元々セクシュアリティが女性を向いていて、いきなり家の前に倒れているところを見かけるという衝撃的な出会いをしたヒロインにかなり早い段階で惹かれます。そのヒロインは恐らく女子高生のリオちゃん。顔を含めて全身に傷があり、一見してワケありだと分かる少女です。ふらふらと色々なところを渡り歩いているようで、どこにいるか、何を考えているのかがわからないタイプです。そして三人目は主人公と同じアパートの住人で、学校の保険医？らしい女性・森久保さん。彼女のちょっと謎めいていて、リオちゃんと関りがあるっぽいですが一巻時点での詳細は不明です。
現時点ではこの三人が主要キャストで、あとは今のところは小花さんのご家族が少し出るくらいなのですが、今後もう少し重要なキャラクターは増えそうな予感がしていますね。
＜百合度＞
百合度は高めだと思います。とにかく主人公の小花さんがリオちゃんにベタ惚れで、ひたすらに可愛い。小花さんとリオちゃんの関係性の変化などが今後も中核になっていくと思うので、下がることもないでしょう。森久保さんがどう関わってくるかも非常に気になりますね。
＜総評＞
前述のとおりで多少人を選ぶ可能性がありますが、基本的には非常にお勧めの作品です。まだ一巻ですが、かなりストーリーがいいですし、今後も期待できると思っています。まずは試し読みをしてみて、雰囲気とキャラクターを把握した上で決めていただければと思います。
それではノ
