※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:一端の子
・ 著者 :深山はな
・ 掲載誌 :少年チャンピオンコミックスエクストラ
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★☆☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:無~高
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!昨日は相変わらず夜まで寝てたんですが、そのあと「はいふり」の一挙が2230~からやっててつい全部リアルタイムで見てしまいました・・・。終了時間0430です。「はいふり」は何だかんだでもう10周くらいしてるのですが(多分niconicoの一挙は全部見てます)、やってるとつい見ちゃうんですよね。その前の時間で「よりもい」もやってたのですが、そっちは普通に寝てたので後でTS視聴しようと思ってます。
さて、本日紹介するのは珍しくチャンピオン系列の作品で「一端の子」です。オムニバス形式の短編集なのですが、基本的にどれも少女→少女の感情を中心としたお話になっています。
差別、純真、執着、希望…。女性を愛する女性の、苦悩の中で煌く青春。少年誌連載で大反響、愛のオムニバス8編!!
基本的に雰囲気はかなり暗めの作品が多いです。私が普段好んで読むふわふわ・きらきらしたタイプの作品ではなく、少しリアリティの高いお話(と言うとそれはそれで語弊がある気もするけど)が中心となっています。シナリオ・キャラクターはそれも素晴らしく、また魅力的なのですが、恐らく多少なり人は選ぶ作品だと思います。わかりやすいハッピーエンドがないのも特徴ですね。
単体・全体を通して構成が丁寧だと思います。特に最終話が良かったですね。終わり方含めて非常に。完全にただただダークなだけではないところも含めて好印象です。どれもある少女の中にある別の少女への想いについてのお話なのですが、百合作品かと言われると・・・難しいところがある気がします。
試し読みが短くて正直参考にするのが難しいように思いました(あそこからだと若干読み取りにくい)。なのでここのレビューと合わせて購入するかどうかの判断につなげて頂ければと思います。もう一度言いますが、作品の完成度は高いと思います。ですので、あとは好みの問題で判断してみてください。
それではノ