※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:世界の終わりと魔女の恋
・ 著者 :KUJIRA
・ 掲載誌 :it COMICS
・投稿時点での発行巻数:2巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★☆☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!今日は先日第二巻が発売されました「世界の終わりと魔女の恋」。第一巻時点で紹介したつもりだったのですが、検索しても出てこなかったのでこの機に。
魔女狩りにあい、人間への復讐を誓う魔女達。
17才の魔女・アリスは、由緒正しい魔女の血筋として、魔女だけしかいない学園で日々修行を重ねていた。
そんなある日、人間と魔女の混血であるマリが転入してくる。
半端者として忌み嫌われるマリを、気にも留めていなかったアリスだが、マリが見せた“最強の魔法”を目にした瞬間、彼女は堕ちてしまう。
自らを、そして世界をも滅ぼす「恋」に――。
現代を舞台にしたファンタジー作品ですね。舞台のベースは現時点(二巻まで)では、魔女たちの学園と、マリの住んでいた町。今のところ世界レベルの話までは発展していません。主要キャラクターは回想を除けば今のところマリ以外は全員が魔女。マリも魔女とするなら全員が魔女で、読んでいる限り"魔女"というのは人間とは別の種族として描かれていますね(強いて言うなら亜人のような扱い・・・なのかな)。以前紹介した小説作品の「魔女と少女の愛した世界」と同じような感じだと思います(紹介文中でもマリのことを"混血"と称してますね)。
百合度は始めはそれほどでもないですが徐々に上がってきました。特にアリスのマリに対する感情がすごく好きです。マリの方は今のところはまだわかりません。作品の雰囲気は全体的にすごく女性的な感じ・・・と言って伝わるでしょうか。世界設定やシナリオというよりは、登場人物の感情や心の機微を楽しむ作品だと思います。
基本的にシリアスなストーリーで、あまりほんわかした部分はありません。浄化されたりにまにましちゃうタイプの百合作品ではなく、締め付けられるタイプの百合作品ですね(とはいえそこまで強く・・・ではないですけど)。シリアス目の百合成分が不足した時などにお勧めします。
それではノ