百合好きによる百合好きのためのレビュー

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Vanilla & Cinnamon

Vanilla 人外×人外

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:バニラ Vanilla 人外×人外百合アンソロジー
・ 著者 :伊藤ハチ おしおしお 紅林のえ 雪子 みんたろう ネコ太郎
      七宮つぐ美 水谷悠珠&かえで透 武川慎 焔すばる もちオーレ
・  掲載誌 :―
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★☆
・  構成  :★★★★★★★☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・   世界観  :★★★★★★★★☆☆
・   雰囲気  :★★★★★★☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・    絵   :★★★★★☆☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆

・  総合  :★★★★★★★★★☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★☆☆

 <百合的注意点>

・百合度:中~激高
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・  男性キャラの邪魔さ :―

 <感想など>

こんばんは!今日は先日の百合婚アンソロジーに続いて百合アンソロを二つまとめてご紹介!まず一本目はVanillaから。

こちらは"人外×人外"の百合作品集。表紙を務めた伊藤ハチ先生と言えばケモ耳百合作品筆頭とも言える方ですし、まさに!という感じでしょうか。

もちろん内容はケモ耳作品だけではなく、もっと大きく魔族や鬼、死神などもいるのですが、やはり多いのは獣系でした。獣系もハチさんのように単にケモ耳(獣人?)ものから擬人化?など様々。アンソロジーなので作品内容の上下は大きいですが概ね満足の一本です。

とはいえ人外系が好き、或いはそこに寛容な方でないと受け入れがたいとは思いますので、その辺りで判断してみるといいかと思います。もちろん今までそういう属性を持ってなかった方も新境地開拓してみれば、新たな扉が開くかもしれませんが(笑)

 

 

Cinnamon 人外×人間 

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:シナモン Cinnamon 人外×人間百合アンソロジー
・ 著者 :嵩乃朔 川井マコト 結うき。 香川悠作 寝路 あさがお
      竹嶋えく 竹宮ジン 天乃咲哉 せきはら みずあそう
・  掲載誌 :―
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・  構成  :★★★★★★★☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・   世界観  :★★★★★★★★★☆
・   雰囲気  :★★★★★★☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・    絵   :★★★★★☆☆☆☆☆
       ~★★★★★★★★★★
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆

・  総合  :★★★★★★★★★☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★☆☆

 <百合的注意点>

・百合度:中~激高
・男性キャラの登場頻度:極低
・  男性キャラの邪魔さ :―

 <感想など>

続けて紹介するCinnamonは先の物に対して"人外×人間"アンソロジーということで、こちらは片方が人間となっています。

私の好みの問題もあるかもしれないのですが、個人的には片方が人間の方が物語的に好きになる事が多い気がします。作者の力量差もあるのでこれだけを比較してどうこうというわけではないですが、個人的にはこっちの方が気持ち程度に好きかも。

私の一押しは「このはな綺譚」で有名な天乃咲哉先生の作品ですかね。表紙を務めた嵩乃先生のマーメイド(セイレーン)も良かったです。

 

どちらのアンソロにも言える事ですが、同じテーマとはいえやはり作品ごとに大きく内容が異なるため、満遍なく全部好き、とはなりにくいかと思います。ですが比較的良作が揃っていると思うので、気になる方は是非買ってみてください。

それではノ