※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:日曜は憧れの国
・ 著者 :円居挽
・イラスト:煙楽
・投稿時点での発行巻数:2巻(完結?)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★☆☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低
・男性キャラの登場頻度:中~高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
さてさて、続けてはがらっと変えまして「日曜は憧れの国」という小説を紹介しましょう。
この作品は"創元推理文庫"から発刊されているだけあって一応推理小説・ミステリあたりに分類上は入る・・・と思うのですが、内容的にはそんな感じではないです。小さな事件は起こるものの謎解き要素は薄く、メインテーマは少女たちの成長だと思います。
実際私が買ったのも主人公が四人の女子中学生だからですし・・・。
まぁ百合ではなかったけどね!!
物語は四人のうちの誰かの一人称で進むのですが、視点がちょくちょく変わるため心情はしっかりと理解しながら読むことが出来ます。ちょっと公子のスペックが高すぎる気もしますが、まぁ創作物であればよくいる類でしょう。キャラはみんなよかったのですが、個人的には真紀ちゃんだけちょっと苦手でした。
推理小説、謎解きとして考えるとちょっと微妙な評価になるかもしれませんが、何も考えずに普通の小説として読めば普通に面白い作品だったと思います。文章も読みやすいので普段ラノベくらいしか読まない人にもお勧めします(いや、これはラノベなのか?未だに分類に悩む)。
それではノ