百合好きによる百合好きのためのレビュー

このサイトは百合好きによる百合好きのためのレビューサイトです。もし購入をためらっている商品などレビューしてほしい作品がある場合コメントにお願いします。所持している場合は再読して優先的にレビューを行います(未所持の場合は作品次第となります)。また百合作品の情報提供も随時お待ちしております。

みわくの魔かぞく

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

f:id:you_mizushiro:20200304223252j:plain

※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます

 <作品概要>

・タイトル:みわくの魔かぞく
・ 著者 :ごぼう
・  掲載誌 :まんがタイムきらら
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★☆☆☆
・  構成  :★★★★★★★☆☆☆
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・    絵   :★★★★★★★★★☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★★☆

・  総合  :★★★★★★★★☆☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★☆☆

 <百合的注意点>

・百合度:中~
・男性キャラの登場頻度:?
・  男性キャラの邪魔さ :―

 <感想など>

こんばんは!世間はコロナで賑わってますが、花粉も飛び回っていて私的には目のかゆみが辛い季節になってきました。マスクは元々しない派なので(花粉対策としては効果高いのだけど、息苦しさが苦手なので)マスクの欠品は問題ないのですけどね。

ちなみに私的おすすめ花粉対策方法は、

①まずシーズン前に医療機関を受診し、抗ヒスタミン剤とステロイドの点鼻をもらう

②それとは別に市販品のドラッグストアで一番安い点眼、一番安い点鼻を買っておく

③最低でも飛散二週間前から①の内服を開始

④飛散量の多い日は朝家を出る前にステロイドの点鼻を使っておく

⑤目のかゆみがひどい時は購入済みのOTC点眼、鼻詰まりが辛い時はOTC点鼻

ざっとこんな感じです。もちろんマスクや眼鏡などの着用も効果的ですし、その他花粉対策あれこれもいいと思いますが、ここでは薬に特化して紹介しました。OTCはプライベートブランドでいいです。一本ずつでワンシーズンもつと思うので、合計で1000円もしないでしょう。また、症状が重めの方は追加でOTCの鼻炎薬(スイッチの高い物ではなく、これも安いものでいいです)も買っておくか、①で受診した際にステロイドの入った内服も少量もらっておくと、飛散がやばい時でもマシになるかと思います。

そんなわけでものすごく長くなりましたが、同じように苦しんでいる方の一助になれば幸いです。本当は色々と詳細を説明したい所ですが、ここでするのもあれなので、もし需要があれば『つぶやき』の方に記そうと思います。

 

さて、それでは本日の作品紹介に移りましょう。本日紹介するのはきらら本誌より「みわくの魔かぞく」です。

母親の再婚が決まった青八木まい。しかし、再婚相手は魔王(!)で、その娘は憧れのクラスメイト・黄金崎ミラ(半吸血鬼!)ということがわかり…!?新鋭・ごぼうが美麗なタッチで描き出す、ときめき満載のガールミーツガールストーリー!

先に結論から入ると、個人的には「あともう一つ・・・」という感じでした。設定的にもキャラクター的にも、そして作画的にもかなりいい感じなのですが、展開が少し今一に思えたんですよね。紹介文にあるように主人公の母親の再婚により急にクラスメイト(ヒロイン)と一緒に暮らすようになって・・・という感じの導入なのですが、一巻を通して思った以上に何も起きませんでした。いや、色々と起きてはいるのですけど、肝心のメイン二人の関係性がまるで動かないんですよね。個人的には導入がピークかもしれません。

キャラクターは結構多くて、一巻だけでメインキャストは家族四人(ただし主人公の母親は出番少な目)とクラスメイト二人(特殊な家系)。それに準メインもそこそこいるため、割とにぎやかです。二人でなく周りでは結構色々と起きるので、そこに楽しみを見出すといい感じになるのかも。というか、恐らく私の(百合的な意味での)期待値が少し大きかったのかも・・・と思わなくもないです。始めから『きらら』『日常系』というつもりで読めば、多分普通に楽しめるのではないか、という気がしています。

そんなわけで、本誌の日常系が好きな方にお勧めのタイプの作品だと思います。ちなみに百合的期待度が叶わなかったように書いてはいますが、評価項目を見て頂ければわかるように、百合度は決して低くないです(むしろ高めです)。私が言っているのはあくまでメイン二人の関係性の変化が思ったより乏しかったという意味なので、間違いなきようお願いします。またそういう意味では二巻以降に期待が持てるとも思っているので、作品としてはそこそこお勧めではあります。じれったい展開も全然OK、むしろそれがいい、という方は是非読んでみてください。

それではノ

 

追記)上記項目『男性』の部分なのですが、魔王様は一応主人公の母親と結婚しているのですが、種族的に性別という概念が存在しないということで、?としています。