※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:旅する海とアトリエ
・ 著者 :森永ミキ
・ 掲載誌 :まんがタイムきらら
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:高
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!今日はすごく久々じゃないですかね?きらら作品の紹介です。本日紹介するのは「旅する海とアトリエ」。きららの新刊で、海外(ヨーロッパ)を旅する女性二人の物語です。
今は亡き両親が名付けた「海」という名前の由来となった海の景色を探して、生まれて初めて、ひとりで海外旅行でポルトガルに来た七瀬海。ポルトガル出会った画家の少女・安藤りえと一緒に「海」を求めて世界を旅していく中で、ふたりが出会うものとは…?『今宵もサルーテ!』(艦これコミカライズ)も大好評の森永ミキ初のオリジナル作品、第1巻は「ポルトガル・スペイン・イタリア」の3か国を巡ります!一緒に世界を旅しませんか?
文句なしに素晴らしい作品でした。キャラもいいですが、きらら作品にしては(というと失礼でしょうか)お話や描写がすごくいいです。絵も上手いし、基本的に文句のつけようのないレベルの素敵な作品だと思います。4コマなのでコマあたり(ページあたり)の情報量は多いのですが、内容がいいからか、読みづらさなどは感じませんでした。
キャラクターに関しては表紙の二人の外にそれぞれの国でゲストキャラと深く関わっていくことになるのですが、その女性たちもいいです。海ちゃんの目的は写真に写った"海"を探すことですが、それ以外に普通に観光名所もそれぞれ巡っていき、またそれらについても解説を挟んでくれるのでそちらも非常に楽しめます。
百合度に関しては買う前は期待していなかったのですが、読んでみたら意外に高く、そちらについても大満足。本当に文句なしにどなたにでもお薦めできる非常に素敵な作品ですので、もし悩んでいる方がいたらすぐ買いましょう!
それではノ