※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:ガールズフィスト!!!! GT
・ 著者 :なじみ
・ 掲載誌 :電撃コミックスNEXT
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
百合的注意点
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:極低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
感想など
こんばんは!
本日は特に話すことも思いつかないのでさくっと紹介に入りましょう。本日紹介する作品は「ガールズフィスト!!!! GT」ということで、以前紹介した「ガールズフィスト!!!!」と同じプロジェクトの新作?っぽい感じの作品です。
<ストーリー>
極度のあがり症&コミュ症のため、まともな友人がいたことのない奈川芳野は、高校入学早々にもコミュ力ゼロな失敗を繰り返し、トイレの個室に逃げ込んでしまう。だが、そこで芳野が思わず口ずさんだ歌が……聴いた者の心を変えていた!!
共鳴し合う4人組JKバンドの青春と友情のロックストーリー、開演!!!!
【コミック業界初!】 第9話作中にてキャラクターたちが演奏し、2022年5月25日に企画盤CD化&配信リリースされるオリジナル楽曲「さよなら MY LONELINESS」のバンドスコア(タブ譜付き)を特別完全収録!
ということで、本作最大の特徴はメディアミックス・・・というか、作品内楽曲が現実に存在することでしょう。紹介文に記載されているように、単行本巻末にはスコアもフルで載っているので、楽器をやっている方はそちらでも楽しめると思います。
作品としては、前作(といっても原案も作画も全く別ですが)同様、コミュ障主人公がロックバンドを組んで活躍する、青春系コメディ作品です。コマ割りはワイド4コマなのですが、基本的に情報量が多いためちょっとごちゃついた印象がある点だけ注意。
<キャラクター>
現時点の主要キャラクター、つまりバンドメンバーは四人。
まずは主人公・芳野ちゃん(奈川芳野)。特別優れた才能を持つわけではないが、小さいころにロックバンドに影響を受け、それからずっと音楽(ロック)が好きで、よく一人で歌っていました。その歌声をトイレで偶然耳にしたヒロイン・白瀬さん(白瀬双葉)が気に入って、そこからバンド結成を目指して活動を始めます。重度のコミュ障であり、基本的にまともな対話は極めて難しい女の子です。担当はボーカル。
ヒロイン・白瀬さんは、主人公とは真逆でコミュ力が極めて高い少女。旅館の娘であり、ご町内にも知り合いが多いようです。またそのスペックも異常で、楽器未経験にも関わらず、一見した演奏をそのままコピー出来てしまうという異能力持ち。芳野の歌声(上手さというよりも声?)に惹かれ、彼女とともに軽音部の門を叩きました。担当はドラムス。
三人目は元軽音部で、芳野ちゃんと白瀬さんの二人に惹かれて軽音部を辞めたという、百合厨少女の藤森さん(藤森月)。百合厨であることを除けば比較的常識人で、音楽一家の生まれだけあって自分の担当以外の楽器にも造詣が深い頼れる少女。担当はベースで、カプは固定派(しらなが原理主義)。
そして最後は全く関係ない成り行きからバンド加入することになった、坂ノ下さん坂ノ下奏恵)。軽音部の入部オーディションに落ちてしまった芳野ちゃんと白瀬さん(白瀬さんは受かったが)と、二人についてきた藤森さん。彼女らが新たに同好会を立ち上げるにあたって、活動場所を探していた際に一角を不法占拠していた坂ノ下さんと出会い、紆余曲折あって一緒に活動するようになります。少しナルシストぎみで自己中心的な部分もあるものの、真面目で努力家ないい子です。担当はギター。
ということで、この新入生カルテットが主人公。四人以外だと現時点では軽音部の方が数名と、白瀬さんの妹ちゃんが登場しました。軽音部に関しては同じ学校なので今後も準レギュラー的に登場するのではないかと思っています。
<百合度>
百合度はまぁまぁくらいです。ちなみに藤森さんはしらなが原理主義者ですが、実際には意外とコミュ力高くてメンバーのことが好きな坂ノ下さん(しかも空気があまり読めない)や、その他の組み合わせも個人的にはありだと思ってます。
<総評>
まだ一巻なので未知数な部分もありますが、私個人の好みで言えば、前作(※)である無印よりも好きかも。ただし前作同様主人公のキャラクターへの好み(許容)で個人差があると思うので、そこは予め確認した方がいいかも?
個人的には青春、部活物として素直に楽しめる作品だと思ったので、そういった系統の作品が好きな方は是非読んでみてください。
それではノ