※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:腹黒舞子さんとの京生活
・ 著者 :櫁屋涼
・ 掲載誌 :バンブーコミックス
・投稿時点での発行巻数:3巻(完結)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
百合的注意点
・百合度:~中
・男性キャラの登場頻度:極低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
感想など
こんばんは!
五月も終わりに近づいて、最近は随分暖かくなってきましたね。私的には漸く花粉(ヒノキ)の終わりの時期なので、そういう意味でひと段落の時期です。
そんな春の終わりですが、もう少しすると梅雨ですよね。今の職場は徒歩通勤となっているため、正直梅雨は久々に面倒に感じそうですね・・・(笑) しかもお昼休憩も帰宅ですからね。頑張りたいと思います。
さて、それでは本日も作品紹介です。今回も続けて竹書房のセール対象商品から、「腹黒舞子さんとの京生活」です。
<ストーリー>
大学入学をキッカケに、京都で同い年の女の子と同居することになった元気娘の恵(けい)。相手の子は、着物が似合う楚々とした和服美人だけど、なんだかどーにも“腹黒い”ようで……!?生粋の京女と京都初心者の目を通して、アナタも京都の魅力を味わってみませんか?
ということで、女性二人の同居コメディですね。ちなみにタイトルに腹黒とあるのですが、実際読むとそこまででもないです。ちょい毒舌くらい?(そもそも口に出ている時点で腹黒っぽくないけど) 舞子さんがというより、京都の(京都市の)特徴的な意味かもしれません。
ジャンルは日常系で、舞台が京都ということがあって京都の名所や名物なども登場しますが、どちらかというと『文化』がテーマの作品だと思います。
<キャラクター>
主要キャラクターは四人です。言うまでもない表紙にもいる主役二人と、彼女らが大学で入る『京都研』の先輩二人です。
主人公はタイトル的には恵ちゃん(南恵)だと思うのですが、私的には舞子さん(左京舞子)の方ですね。生粋の京都人ですが、実は人見知りかつコミュ障なので、あまり京都の名物などには詳しくなかったりします。先に記したようにそこまで腹黒っぽい感じはなく、特に恵ちゃんに割と早くデレるので普通に可愛い女の子ですね。長らく祖母との二人暮らしで、祖母が亡くなってからは一人で暮らしていたため、家事全般はかなり高レベル。ちなみにご両親は海外で働いているようです。
そんな舞子さんのおうちに同居することになったのが、もう一人の主役である恵ちゃん。明るいグイグイ系少女で、ちょっとおバカっぽいところのある舞子さんとは対照的な女の子です。慣れない京都文化に苦戦しつつも、前向きに頑張っていきます。基本的に舞子さんには頭が上がらないのですが、舞子さんがコミュ障なので外に出ると彼女が前に出るようになります。無自覚攻めなのでちょくちょく舞子さんを赤くさせる天然系少女。
そして残りの二人が『京都研』の先輩方で、出会った当時で三年生の百合先輩(白山百合)と、二年生の美代先輩(木田美代)です。二人とも京都出身ではなく、京都が好き故に京都の大学に来た方々です。ちなみにですが、舞子さんよりも美代先輩の方がはるかに腹黒いと思いおます(笑)
それとちょくちょく登場するのが恵ちゃんの妹であるさっちゃん(南幸)。ちんまい系の中学二年生で、無口でツンとしているのですが、若干コミュ障ぎみなところは舞子さんに似ていると思います。恵ちゃんにはすぐに足がでるのですが、実はお姉ちゃん大好きな可愛い妹ちゃんです。
<百合度>
百合度はそこそこくらいでしょうか。ぱっと見ではそんなに高くなさそうな作品に見えると思うのですが、舞子さんが意外とデレるので割といい感じだったりします。ちなみに美代先輩と百合先輩も非常に仲がいいですが、そちらはあんまりフィーチャーされませんでしたね。
<総評>
紹介する機会がなかったのですが、実は個人的に結構好きな作品だったりします。4コマでごちゃごちゃしてちょっと読みにくさはあるのですが、いい意味であざとさもなく人は選ばない作品だと思います。現在開催中の竹書房セールのおかげで非常に安く購入できるので、是非この機会に読んでみてください。
それではノ
※追記:先日大台である第十巻が販売されました、百合姫の人気作品「私の百合はお仕事です!」が現在何かのセールによって非常に安くなっていました(アニメ化決まったから?)。ここの読者で読んでいない人はいないとは思いますが、万が一未読であればこの機会に買っておきましょう!