※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:プアプアLIPS
・ 著者 :後藤羽矢子
・ 掲載誌 :バンブーコミックス
・投稿時点での発行巻数:4巻(完結)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
百合的注意点
・百合度:低→高
・男性キャラの登場頻度:中~高→?
・ 男性キャラの邪魔さ :中~高→?
感想など
こんばんは!
今週もお仕事お疲れ様です。GWが終わって祝日のない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は本日、初めて「Uber eats」なるものを利用しました。もちろん存在自体はしっていました、「Uber eats」。生活スタイル的には縁遠いこともないのですが、休日は一日中寝ていることが多かったので今まで使ってこなかったんですよね。そんな中、先日ポストに割引のチラシ?ハガキ?が入っていたんです。初回利用料が2500円割引ということで、せっかくだからと使ってみたわけですね。
実際に利用してみた感想ですが、「まぁ特に何も思わなかった」ですね(笑) それもまぁ当然で、要するに配達サービスですからね。味は選んだお店に依存するわけで、利用価値は手間や時間ですから。配達料などは一律ではないようなので、使い方が重要なのかな?というのが大まかな感想です。今後も割引とかセールがあれば使うけど、そうでなければあえては・・・というのが私の印象でしょうか。結局自分の時間にどれだけの価値があるか、どれだけの価値に変えられるかというのが焦点となると思うので、それぞれにライフスタイルや仕事・事業などで判断するのがいいかな、と思いました。
はい、ということで作品紹介に移りましょう。本日も引き続き竹書房セールの作品の一つで、「プアプアLIPS」です。
<ストーリー>
「私が守りたいもの、それはあなた。」大河岸ナコ21歳。ちょっと貧乏な女の子―。最近、バイトを始めたんだけど、そこの女店長が…レズビアンだったんです。エロカワガールズラブコメ第1巻!
作者は後藤羽矢子さんということで、青年誌を読む方であればそれなりに知っている人も多いのではないでしょうか。絵柄は丸っこい感じですが、結構下ネタ系に強い方ですよね。そんな後藤羽矢子さんの作品の中で、恐らく唯一の百合作品となるのが、この「プアプアLIPS」です。
<キャラクター>
そんな本作ですが、一つだけ非常に重要な注意点があります。それは本作が本質的にはラブコメで、かつそのうち前半半分は女性・女性・男性の三角関係(のようなもの)だからです。ちなみに後半についてはネタバレ要素が大きくなるので詳細は記しませんが、とかく終始障害が多いというか、やきもきさせられる展開が多いです。
そんな本作の主人公は紹介文にもある大河岸ナコ。貧乏で粗食が続いたせいなのか二十歳を超えてもなおビジュアルは完全なロリータで、いわゆる合法ロリというやつなのかもしれません(余談ですが、後藤羽矢子さんの描く作品って大抵ロリビジュアルがいるような印象があります)。性格は明るい天然タイプで、基本的にものを知らないちょっとおバカなところがありますが、その分大事なところは見誤らない女の子です。たまたま見かけた宝石店のアルバイトの面談に申し込んだところから、今回の物語が始まります。
ヒロインとなる女性はナコが勤めることになる宝石店(正確にはパワーストーンのお店)の店長・大塚レンさん。スタイルが良く美人で、ナコとは対極のビジュアルをした女性です。レズビアンであることを公言しており、ナコの赴いた面接のときも、最初にその旨を求職者に伝え、篩にも使っていました(結果ナコだけしか残らなかった)。ナコは好みのタイプではないため、レンさん自身はその点も踏まえて安心して雇ったのですが、一緒に働いていくうちに・・・
三人目に紹介するのは作中で唯一レギュラー活躍した男性キャラクターである古井くん(古井圭樹)。主人公であるナコと高校時代の同級生で、現在は実家のケーキ屋さんでパティシエとして働いています。幼いころから貧乏なナコを気にかけているようで、再会して以降も度々声を掛けます。その結果レンさんからにらまれるようになり、序盤ではこの三人がレギュラーキャラクターとして作品が描かれていました。
主要キャラクターは非常に限定されている作品なので、登場人物は非常に少ないです。この三人を除くと、序盤では他にレンさんの付き人である渡瀬さんと、お母様の寧さん(大塚寧)くらいしか登場しません。後半についてはネタバレ要素が強くなるのでここでは割愛しましょう(竹書房の4コマ作品にしてはお話がかなり動く作品なのです)。
<百合度>
百合度はそこそこ高めです。いうても女性二人がメインとなるラブコメですからね。特に二巻以降は結構高くなります。ただし繰り返しになりますが波乱の多い作品なのでその点は留意しておきましょう。
<総評>
作品としては素直に面白いと思います。竹書房の4コマらしくギャグ寄りのコメディ作品ではあるのですが、やはり本質的にはラブコメしているのが重要なポイントなのでしょうね。そのため竹書房作品ではありますが、素直にラブコメが好きな方に向いている作品だと思われます。現在は冒頭でも触れたように竹書房セール中でかなりお買い得に購入できます(特に一巻は何と85%OFFで110円!)。まずは一巻だけでも読んでみて、それで残りを判断してみるのもありだと思います。気になった方は是非買ってみてくださいな。
それではノ