百合好きによる百合好きのためのレビュー

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北の女に試されたい

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます

 作品概要

・タイトル:北の女に試されたい
・ 著者 :箕田海道
・  掲載誌 :電撃コミックスNEXT
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)

 評価

・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・  構成  :★★★★★★★★☆☆
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・    絵   :★★★★★★★☆☆☆
・  読みやすさ :★★★★★★★☆☆☆

・  総合  :★★★★★★★★☆☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★☆☆

 百合的注意点

・百合度:~中
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・  男性キャラの邪魔さ :―

 感想など

こんばんは!

仕事が始まるとやっぱり睡眠時間が大事になってきますね。ちゃんと寝ていると思ったのですが、思いのほか朝が眠いので、寝坊してしまわないようちょっと睡眠時間を多めに確保しようかと考え中です。

ところで、以前もお話したかもしれませんが、今回の私の職場は会社の契約した賃貸が店舗に近いこともあり、数年ぶりの徒歩出勤圏内となっております。また休憩時間に居場所がない悲しみが存在するため、休憩時間に家に帰っているので、毎日二往復、地味にウォーキング代わりの運動になっていたりします。片道800mなので二往復しても3.2km程度ではありますが、ないよりはいいかな?と考えてポジティブシンキング中。とはいえ60分の休憩時間で往復に20分弱かけるというのは、やっぱりもったいない気がしてしまいますね(笑) 自宅の方がのんびりは出来るのですが・・・まぁ上手く過ごしていきたいですね。

 

 

さて、それでは本日も作品紹介に移りましょう。本日紹介する作品は、電撃NEXTより一年ほど前に発刊されました、「北の女に試されたい」です。

 

 <ストーリー>

道産子の女の子への愛を語らせたら右に出るものがいない北竜あやは、すすきので逆ナンパしてきた謎めいた女・黒水鈴歌の提案にのり、彼女の愛車ロードスターで、北海道の女の子を口説く旅に出かけることに。
苦境に喘ぐ夜の街を生きる女たちの、願いと情念。逃げても追ってくる女の罪――。
行きずりの関係から始まった女2人が、真の絆を求め北の大地を駆ける!

ということで、比較的シリアス度高めなラブコメ・・・?作品です。個人的にはキャラクターよりもストーリーが好きな、私的にはレアな作品です(ストーリー≧キャラクターはあっても、ストーリー>キャラクターはあまりない)。ちなみに行く先々でも過去でも未来でも女を抱きまくっている主役二人ですが、実際に作品の描写としては殆どありません。なのでエロ度は極めて低いのが、紹介文との乖離点ですね(良し悪しではないです)。

 

 <キャラクター>

現時点におけるメインキャラクターは主役の二人のみですね。

主人公はどちらかというと北竜さん(北竜ほくりゅうあや)の方かな。女性にしては高身長で、私の直感では175-180cmくらいの印象。女性が好きな女性で、過去にも多くの女性と関係を持ってきています。そんな彼女が突然であった自分よりでかい女、それがもう一人の主役である黒水くろうず鈴歌すずかです。

黒水は出身は福岡らしいのですが、現在北海道を愛車のユノちゃん(マツダの初代ロードスター・ユーノス)とともに巡りつつ女を抱く旅をしていたのですが、たまたま見かけた抱いたことのないタイプ、自分と同じくらいの高身長女性である北竜さんをひっかけました。以降はこの二人が関係を持つのではなく、それぞれに相手を見つけて楽しむという不思議なスタイルで二人旅を続けています。ちなみに身長は180-185cmくらいだと思われ、北竜さんとは5cm差くらいだと推察しています。

この二人を軸として、基本的には色々な女性が登場して、別れてを繰り返す感じの作品・・・だと思います。というのも、一巻では結構な比重で北竜さんの過去~現在の話しだったんですよね。母君である了子りょうこさんや妹さんの希重きえなどが登場し、特に希重は今後も重要なポジションとなる感じがあります(ちなみに了子さんは黒水よりもさらに5cm身長が高いらしいので、180後半か190cmくらいあることになりますね)。

 

 <百合度>

百合度に関してはそこそこくらいだと思います。今後どうなるかはわかりませんが、ストーリーの軸がシリアスよりなので、特別高くなることは恐らくないのではないかと思っています。ただもっとコミカルな単話パート(要するに主軸ではないお話)が増えるのであれば、短期的に上がることはあるかな?という印象もありますね。

 

 <総評>

本作は作画だけが非常に残念でしたね・・・。キャラクターに関しては冒頭にも触れましたが、個人的には主役二人よりもサブで登場するキャラクターの方が魅力的に見えました。特に北竜さんのお母様である了子さんとか、過去の職場の後輩の純ちゃんとか、すごく好き。ただ主軸のストーリーもサブのストーリーも非常にいい感じなので、ストーリー重視の方にはかなりお勧めかもしれません。百合度が特に高いということはないので、その辺りを鑑みて決めていただくのがいいかと思います。

それではノ