※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:リリィ・リリィ・ラ・ラ・ランド
・ 著者 :守姫武士
・ 掲載誌 :MFCキューン
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
百合的注意点
・百合度:高~激高
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
感想など
こんばんは!
今日は世間的には連休間の中休み?ですね(休みの休みとは)。私は一週間だけ無職なので仕事はありませんが、お仕事があった方はお疲れ様です。また人によっては有給などを使って長期休暇にしている方もいそうですよね。コロナ感染も少し下火になっているようですし、お外で遊んでいる方もいらっしゃるのでしょうか。もっと気楽に出かけられる世界に早くなってくれるといいですねぇ・・・。
さて、本日の紹介作品は先日に続いてキューンの新作ですね。正に!な女学園が舞台のラブコメディ、「リリィ・リリィ・ラ・ラ・ランド」です。
<ストーリー>
由緒ある全寮制学校・六花紋女学園には寮の自室のスペアキーを誰かと交換することで成立する「番い制度」というお互いを支え合うパートナー制度がある。
学園の生徒たちの話題の中心は、この制度と「5人のお嬢様による招待制のお茶会」のことで、5人のお嬢様は全校生徒の憧れで、秩序だった。
しかし高校1年生・灰掃小咲に届いた「ある鍵」の存在が、思いもよらない展開を招いてしまう……。
乙女たちの「鍵」をめぐる物語、開幕。
少しミステリアスな雰囲気の女学園におけるストーリー。『番い制度』というかなりストレートな名称や、パートナーにはそれぞれの部屋のスペアキー(二つで蝶のような形になる)を渡すという舞台設定が好きすぎる。
ジャンルとしてはラブコメとしていいですかね。前回の奥たまむしさんの作品とはかなり趣が違いますが、こちらもハーレム物っぽい感じです。ある日『愛鍵』と呼ばれる開かずの間の鍵の持ち主となった主人公。その主人公、『愛鍵の君』の番となるべく、学園の中心である五人のお姉様方がアプローチをかける・・・そんなストーリーです。
<キャラクター>
主要キャラクターはかなり多く、主人公と五人のお姉様方。加えて主人公の親友のようなポジションの生徒や、他にも多くの女の子が登場します。
主人公・灰掃小咲は他の生徒と変わらない一般人でした。それがある日『愛鍵』を手に入れてしまったことで状況が一変、五人のお姉様方に愛を囁かれる日々が始まります。学園の秩序を乱したくない彼女はそれを拒むのですが、お姉様方と触れ合ううちに少しずつ彼女達に惹かれていき―――
そして五人のお姉様というのが、言うまでもなく表紙で主人公を囲んでいる五人です。イラストの左から順に、勝ち気で自信家っぽい感じの峰賀君子様。高潔でサバサバした態度の壬生真弓様。運動神経が抜群で王子様気質な九宮晴香様。日焼けに金髪と、ちょっとギャルっぽいところのある露羽霧乃子様。そして少し病弱なおっとり美人の葦之原ゆう様です。ちなみに一巻時点で深く触れられたのは後の二人だけなので、他三名の性格は推測です。
表紙の六人以外では、主人公の中等部からの親友である門渡サキさんと、第一話でお姉様方の"お茶会"に招待される、えみさんとも同じクラスの和多世ぼたんさんは今のところ登場頻度高めですね。他にも登場人物は多く、中々賑やかな感じです。
<百合度>
百合度は極めて高いです。『番い制度』にしても、いわゆるエス、姉妹とは異なり、もっとストレートに恋人、恋愛として見られています。舞台的にも作品の方向性的にも、今後もずっと高いままなのが期待できるでしょう。
<総評>
『開かずの間』、『愛鍵』の秘密など、ミステリアスな雰囲気のある作品です。ただ思い返してみれば、こういう女学園が舞台の、いわゆる姉妹制度的なものがある作品って、一定そういう雰囲気のお話があるな、と思ったので、そういう意味では王道なのかもしれません。キャラクターもいいし、作画も極めて素晴らしく、文句のつけようのない作品だと思います。表紙とタイトルだけで買わない理由もないと思いますが、万が一未読であればすぐ買いましょう。
それではノ
はい、それでは本日もDMMセールからいくつかの作品をピックアップ!
本日は小説作品でいきましょうか。一つ目はハイテンション配信系ギャグコメディ、「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」。二つ目は魔導書制作に心血を注ぐ少女たちの異世界ファンタジー、「魔導書工房の特注品」。三つ目は最早王道、転生チートで辺境から成りあがる「転生七女ではじめる異世界ライフ」。そして最後に、ファンタジー世界における店舗運営。『アトリエシリーズ』を彷彿とさせる新米錬金術師の活劇作品、「新米錬金術師の店舗経営」。
いずれも50%OFF兼30%ポイント還元の重複セールですが、「Vtuber~~」は全三巻中二巻まで、「転生七女」は全二巻中一巻のみが重複対象なのでご注意を(ポイント還元は全作品です)。また今回の紹介作品は全てレビュー記事があるので、判断に迷う場合はそちらも併せてご確認くださいな。
※後ろの二つはコミカライズ版もあるので、併せて貼っておきます。