※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます
作品概要
・タイトル:デバヤシ・フロム・ユニバース
・ 著者 :神崎タタミ
・ 掲載誌 :バーズコミックス
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
百合的注意点
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
感想など
こんばんは!
気が付けば4月も最終週。私も今の就業先に出勤するのは残すところあと3回となりました。派遣になってから年収自体は今までより少しだけ減っているのですが、こういう短期間で色々なところを回れるというのは楽しいですね。次の場所に行っても色々と学びつつ、また何か美味しい物を見つけられればと思います。
さて、それでは本日も作品紹介に移りましょう。本日紹介するのはバーズコミックスより「デバヤシ・フロム・ユニバース」です。
<ストーリー>
相方に去られヤケになっていた女芸人・シューの前に突如空から降ってきたモノ。それは頭から血を流し全身を発光させている全裸の超絶美女・キンコだった。キンコに大喜利をふっかけたシューはその答えが気に入って、さらにキンコからは一目惚れ(?)されて、ひとつ屋根の下に暮らしながら漫才コンビを組むことに。
ハチャメチャなキンコと笑いに対してバカ真面目なシュー、凸凹な二人が繰り広げるちょっと変な毎日の物語。
ガール・ミーツ・エイリアンガールコメディ!!
ということで、『漫才』がテーマのSFコメディ作品ですね。最近ちょいちょい『お笑い』系がテーマの作品を見かける気がするのですが、流行っているんですかね?
本作の注目ポイントはやはり謎の宇宙人(?)キンコでしょう。彼女?以外にも宇宙人?は登場するのですが、明らかにキンコは挙動がおかしいです。またジャンルとしてはコメディ作品だと思うのですが、比較的シリアス度は高めで、かつそれなりにSFしているのも特徴ですね。
<キャラクター>
メインキャラクターは現時点では三人(?)でしょうか。
主人公は『漫才マシーン』との異名を持つシューこと文塚祝。漫才一筋のお笑い芸人で、元々別の女性とコンビを組んでいたのですが、その彼女に捨てられた夜、公園で飲んだくれていたところに空から降ってきたキンコと出会います。本当に漫才のことしか考えていない非常にストイックな女性ですが、キンコを拾ってから内面に少しずつ変化が訪れます。
そんなスーパー宇宙人・キンコ。ある夜公園に全裸で降ってきた(その場で肉体構成された?)のですが、目の前にいたシューに何故か強い興味を持ったようで、彼女に懐くようにしてついていきます。ある程度の会話は出来るようなのですが、常識が大きく欠落しており、シュー以外の人間に対しても常軌を逸した行動をしてしまうという危うい面があります。同時に何人もの宇宙人が地球に降り立っているようなのですが、その中でも特別な力を持っているようで・・・?
三人目はキンコの同類の少女(?)、ハルシカ。キンコと比べるとかなり見た目が幼いボクッ娘です(ちなみにキンコもハルシカも祝が命名しました)。祝がキンコを連れまわしているのを見て彼女を殺しに来たのですが、キンコに阻まれてから監視に移行します(キンコに勝つことが出来ないため)。キンコとは違い地球(日本)のデータをしっかり取り込んでいるようで、振る舞いは普通に常識人。何なら漫才マシーンの祝よりよっぽどまともな感性をしています。
他にも色々なキャラクターが登場していますが、現時点ではレギュラーとなるのが誰なのか、ちょっと判断はつかない感じです。
<百合度>
百合度は低めです。一応ガール・ミーツ・ガール(?)ではあるのですが、かなり特殊な感じですからね。ただキンコはやけに祝に懐いていて可愛いです。個人的にはハルシカが今後どうなるのかが気になるところですね。祝と仲良くなっていく方向もいいですが、別の地球人の相方的存在が出来るのも面白そうで、期待しています。
<総評>
ストーリーは中々面白いのではないかと思います。ただ作品の雰囲気的にもテーマ的にも多少なり人は選ぶかな、というのが私の印象です。また百合度はそこまで高くないので、その点も予め押さえておくといいでしょう。あとは祝のキャラクターが好きになるかどうかが大きいかな。大分頭がおかしい女性なので(笑)(キンコは常軌を逸してはいますが、普通に可愛いと感じられる気がします)
作画の癖も結構強いですし、諸々試し読みで確認してみて、大まかに作品の雰囲気を理解して決めるといいでしょう。そこから大きく外れた内容には(少なくとも今のところは)なっていないので、ひとまずそれで決めて大丈夫だと思います。ご参考までに。
それではノ
さて、それでは本日もDMMのセールからいくつかピックアップして紹介しようと思います。本日紹介するのは、この世の百合作品の中でもトップクラスに私が好きな『おねロリ』作品、「お姉さんは女子小学生に興味があります。」。物語が大きく動いた最新・第三巻が話題沸騰中の、「上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花」。そして間もなくアニメ放映が控えている王道青春ストーリー、「もういっぽん!」の三作品です。これらは今回のセールでは例外的に全巻が50%ポイント還元対象となっています(正確には「お姉さんは~~」の最新刊のみ30%です)。いずれも強くお勧めできる作品なので、万が一未読のものがあればこの機会に是非!