※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:ストライキングガール!
・ 著者 :EDA
・イラスト:すーぱーぞんび
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結?)
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★☆☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・ テキスト :★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★☆☆
・ オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆
百合的注意点
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:中
・ 男性キャラの邪魔さ :低~中
感想など
こんばんは!
今日は週半ばの水曜日なのですが、早めに上がれた&明日がお休みなので、外食してきてしまいました。本日は最近よく利用している回転寿司ですね。過去二回は食べ放題メニューを選んだのですが、今日は昼食がちょっと重くてそこまでお腹がすいていなかったので、普通に注文することにしました。食べ放題じゃないということで、あまり値段を気にしない注文。食べ放題の時はお腹にたまるため避けていた麺類や汁物もいけるのが利点ですね。ずっと気になっていたのどぐろの炙り(美味しかった)も食べられたので概ね満足です。いつものように腹九分目までは食べず、13皿で終了。5000円未満で終えられました。ちなみにこのお店では、食べ放題メニューは三段階で過去二回は下と真ん中を頼んでいるので、引っ越す前に最後に一番上(確か税込み7000円くらい)もいってみたいですね。
さて、それでは作品紹介に移りましょう。本日紹介するのはカクヨム発作品の「ストライキングガール!」です。
<ストーリー>
荒っぽい空手道場の家に生まれ、喧嘩三昧の散々な毎日を送ってきたレオナ。そんな生活とはオサラバし、華やかな高校生活を! とお嬢様校に転入したけれど、奇妙なクラスメイトに連れられた先は……格闘技ジム!?
ということで、『格闘技』がテーマの作品ですね。ところで紹介文に主人公が「空手道場の家に生まれ~~」と書いてありますが、いわゆる空手とは少し異なるようですね。主体は打撃のようですが、投げもあり、ただ極めはないっぽいので何とも複雑な感じです。柔術という感じではないですが、古流に近しいもののような気がします。
そんな彼女が、格闘技と離れるためにお嬢様学校に入ったはずなのに、そこで出会った"変人"に一見で格闘技経験者と見抜かれてしまう。そのままMMA―――総合格闘技のジムへ連れていかれ、そこでひと悶着あり・・・という感じの導入です。個人的にはちょっと過度にギスギスしている感じなのが気にかかりましたが、全体のストーリーは悪くないと思いました。
<キャラクター>
登場キャラクターは結構多めですね。女性がメインですが(主人公が女性で、そうなると当然試合の相手やチームメンバーも女性となるため)、男性レギュラーも登場します。
主人公は九条レオナ。漢字表記だと烈王那ですが、基本表記はカタカナでレオナです。界隈では有名らしい『羽柴塾』という空手道場の娘で、彼女自身も幼いころから父親にそれを強制されていたようです。身長が173cmと高く、身体的にはかなり恵まれていますね。本作では初めてルールのある舞台に挑むことになったため、意外と苦戦しながら成長をしていきます。
そんな彼女に目を付けたお嬢様学校の変わり者が、遊佐柚子。転校初日のレオナを一目で格闘技経験者と見破り、彼女をジムへと連れて行きました。柚子自身はまだまだ素人で、レオナとは対照的に背が小さめ(151cm)なのが特徴でしょうか。明るく前向きで、非常に愛らしい女の子です。
その他ジムのメンバーとしては、柚子が連れて行った初日にレオナと一悶着起こす原因となった伊達和樹。ムエタイのアマチュア世界王者でもある蜂須賀乃々美。キックの元プロで、一児の母でもある蒲生晴香。MMAのプロの選手で、ジムでは指導員をしている景虎明良あたりがレギュラーでしょうか。またここまでは全員女性ですが、男性のレギュラーとしてはレオナを『姐さん』と呼んで慕う、元・羽柴塾生の竹千代武史はかなり高頻度に登場します(ジムにも入ります)。日常側としては、レオナに好意を抱いているらしいクラスメイトの亜森紫乃が今のところ唯一の(準)レギュラーですね。
<百合度>
百合度はそこまで高くありません。テーマは『格闘技』ですが、作品のジャンルとしては『部活物』や『青春物』といった感じで、王道ストーリーだと思います。ヒロイン的立ち位置の柚子と紫乃がいることである程度、という感じですね。
<総評>
いわゆる主人公の無双系作品ではなく、基礎から鍛えて這い上がるタイプのストーリー構成というのが、特徴的でしょうか。漫画では結構多いですが、(私の読む)小説だとこういうタイプって少ないんですよね、特にネット小説は。
構成が王道である分間口が広い作品なのですが、冒頭でも触れたようにギスギス感が少し強い点で、好みが分かれると思います(個人的には好まない)。特に問題ないと感じられれば普通に楽しめると思うので、そのような方は購入の候補に挙げてみてはいかがでしょうか。単価も高いので、場合によってはweb上で読むのもありかと思うので、考慮してみてください(ただし私はweb版を読んでいません。書籍版と展開など違う可能性があるので注意を)。
それではノ