※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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作品概要
・タイトル:こいにこいするこに恋す
・ 著者 :戌井だいじ
・ 掲載誌 :マガジンポケット
・投稿時点での発行巻数:1巻(
評価
・ シナリオ :★★★★★★★★☆☆
・ 構成 :★★★★★★★☆☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★☆☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★☆☆
・ オススメ度 :★★★★★★☆☆☆☆
百合的注意点
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:中~高
・ 男性キャラの邪魔さ :中~
感想など
こんばんは!
4/1ということで、今日から新年度・・・でいいんですかね? 誕生日的には今日までは早生まれ扱いなので、新年度は明日からになるのかしら。
3月が終わったので冬アニメも続々と最終回を迎えています。私もすでに視聴できているものもあれば、まだのものもあるのですが・・・その中でも。
本当に最高の仕上がりでした。
放送前の記事で「原作の雰囲気が再現できるかが懸念」とか言っていましたが、そんな不安は完全に吹き飛ばしてくれましたね。第一話の作画・演出で度肝を抜かれましたが、それが1クール一切衰えることなく走り切りました。本当に素晴らしい作品に仕上がりましたね・・・。本当に何一つ文句のない最高の作品でした。もし未視聴の方がいましたら、今からでも是非視聴していただきたいです。もちろん原作もお勧めなので、そちらも是非買って読んでいただきたいですね。
ということで、本日も作品紹介です。本日紹介するのはマガポケの新刊で、「こいにこいするこに恋す」です。ちなみに元々が電子での配信で、商品も紙のものはないので予めご了承ください。
<ストーリー>
転校してきた女子高生・戦国うるかは、隣の席の姫宮れんかに恋をする。姫宮さんは「少女漫画脳」の乙女な女の子。姫宮さんの可愛さに毎日悶絶する戦国さんの学園ライフの行方はいかにーー。「恋に恋する女の子」と「その子に恋する女の子」の、片想いガールズラブコメ!
ということで、素直にラブコメですね。
まず最初に伝えておきたいのは、本作では男子の登場頻度が高いということです。加えてネタバレになりますが、ヒロインである姫宮さんは、タイトル通り「恋に恋をしている」こともあり、が作中で男子と付き合うことになります。その時点でテンションが上がらない方は避けた方がいいことを記しておきます。
<キャラクター>
メインキャラクターは四人・・・かな?
まずは言うまでもない主人公。「恋に恋する女の子に恋する女の子」、つまりタイトルの少女である戦国うるか。ヤンキーではないのですが、ちょっととがった雰囲気の女の子で、クラス内でも唯一親交があるのがヒロインの少女です。典型的少女漫画をバイブルとしているヒロインの、いわゆる『普通の恋愛観』を理解しているだけに踏み込めずにいます。作品の視点のベースがこの子なので、読者的には中々もどかしい展開の多い作品となります。
そんな彼女の好きな少女が、ヒロインである姫宮れんか。「恋に恋する女の子」で、戦国さんにはしょっちゅう自身の理想の恋愛やシチュエーション、好きな少女漫画について熱く語っています。自分のことに限らず、基本的に『恋愛脳』な、思春期少女です。
三人目は上でも記しました、姫宮さんと付き合うことになる男子・天神シゲル。二年生なので二人の先輩ということになります。ビジュアル的には「まぁハンサム」(戦国さん視点)で、性格も悪くはありません。まぁ読者(私)が好きになるかは別ですがね・・・
四人目は二人のクラスメイトで、姫宮さんとも比較的仲がいいという少女・音原麗。姫宮さんのお付き合いを面白おかしく囃し立てる、他人の色恋が好きなタイプの女の子です。戦国さんの想いにも気づいており、姫宮さんのいないところでは彼女をいじったりもします。多分好き嫌いが分かれるタイプの子ですね。
あとは亜門くんなる男子生徒が、たまに二人にちょっかい出したり二人で一緒にいるところを盗撮したりしていますね(百合男子)。まぁ・・・はい。
<百合度>
百合度はまぁまぁ高めと言っていいでしょう。何だかんだ言っても主題は戦国さんの恋ですし、そもそもこの二人はかなり仲がいいですからね。とはいえヒロインが普通に男子と付き合いますから、色々打ち消していると言えなくもないかもしれません。
<総評>
一乙ということで、色々不完全燃焼だったかな、というのが私の印象です。ストーリー的には悪くはないけど、ちょっと物足りない感じでしょうか。百合度はまぁまぁとはいえ、男子などの存在も考えればちょっとお勧めとは言い難いかもしれません。昨今は百合作品の供給も一定数満たされていますし、その中で強いて選択する作品ではないですね。どうしても何か読みたいけど、読むべきものが見つからない。そういう時に選択肢に挙げるくらいの気持ちでいいかと思います。
それではノ
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