※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:神さまばかり恋をする
・ 著者 :一花ハナ
・ 掲載誌 :まんがタイムきらら つぼみシリーズ
・投稿時点での発行巻数:2巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!
今日は先日お話した甥っ子が登場したのですが、普通に怖がられましたね(笑) 泣き出しこそしないものの、ほぼ泣きかけていました。まだ二歳前だと中々難しいですねー。もう一人の方は小学一年なので人見知りはしても怖がられることはなかったのですが・・・悲しみ。
さてさて、本日の紹介作品は、前回に引き続きつぼみより「神さまばかり恋をする」です。
天真爛漫な少女・コトリ。聡香の家に居候中の彼女は縁結びの神さまだ。コトリと一緒の毎日は、喧嘩をしても素直になれたり苦手な試験も頑張れちゃったり、どこか背中が押されてて……。不器用な神さまと人間たちの、甘くて切ないカラフルデイズ。
つぼみの作品は面白いかどうかに関わらず、どうしても短命になってしまっているのが非常に難しい(もったいない)ところですねぇ。
本作品ですが、少しファンタジー要素のある青春物のお話といった感じです。全体的にいい感じのストーリーになっていると思うのですが、ちょっと尺が足りなくて色々出来なかったんだろうな、という印象が強いですね。タイトルの通り『神さま』が登場するストーリーで、もちろんそのそばには人間がいます。最初は紹介文にもある聡香が(人間が)主人公っぽい感じなのかと思いましたが、終わってみれば神さま側の方が主体の物語でしたね。
主要な登場人物は五人。紹介文中にあるコトリと聡香に加え、聡香の幼馴染であるしおり。それにしおりに懐いていて、コトリとは逆の『縁切りの神』であるヒワ。そしてしおりの陸上部時代の後輩の千佳です。個人的にはサブキャラである聡香のクラス委員長の子がすごい好きだったので、この子の活躍をもう少し見たかったですね(登場の仕方や立ち位置的に、もう少し続いたらメインのお話もらえていたと思うんですよねー)。
百合度はまぁまぁくらい。どちらかというとストーリー性に重きを置いた結果、百合度に関しては少し控えめになったかな、という印象。ただこの作品のメンバー、特に神さま二人(二柱?)はスキンシップが大好きなので、そこで少し高められている感じがします。
キャラクターと全体の雰囲気が非常にいい感じの作品です。先にも少し記しましたが、やはり尺が足りませんでしたね。そのせいでちょっと後半(特にラスト)は色々と描写が足りない(物足りない)感じがしました。その点だけが惜しいですが、基本的に非常に素敵な作品なので、試し読みなどで雰囲気が好きだな、と思った方は是非読んでみてください。
それではノ