※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:恋をするなら素敵な彼女と
・ 著者 :ひなの琴莉
・イラスト:ALEC
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :(表紙のみ)
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!
「帝」がしがし進めています。そしてようやっと「澪」の主人公・陽桜莉が登場しました。R勢登場かなり時間がかかりましたね・・・。やっぱり「帝」は百合度が高めでいい感じですね。「幻」の方は女の子達の闘いの物語!ではあったけど、そこまで百合度は高くなかった(と思う)ですからね。「澪」が分岐点になったのかしら。今回はある程度意図的にそうしている気がします。
さて、本日の紹介作品も既刊の小説ですね。
突然の婚約解消、失業し住むところも無くしてしまった涼花。まさに失意のどん底。そんなとき住み込み家政婦の仕事が。雇い主は学生時代の憧れの人。紀子先輩は女性向けラブグッズの会社を起ち上げた遣り手の女社長。男性とのセックスでは苦痛だった涼花だが、紀子からの愛撫で快感に目覚めてしまう。どんどん開発されながら、やがて紀子を愛するようになってしまう。そんな時実家からお見合いの話が……。両親のために、普通に結婚するか、本当に好きな人と暮らすのが幸せなのか、迷う涼花。身体のどこが気持ちいいのか知り尽くした女同士。蕩けるような性の極地に導かれる。
非常に素直なお話だと思います。紹介文にもあるように冒頭から主人公が婚約解消の憂き目にあうわけですが、その元婚約者に関しては1P程度の登場なので気にする必要はないでしょう。
お話も短いため登場人物はほぼ主人公とヒロインの二人のみです。プラスで主人公のお母様とヒロインの友人の男性が一名出てきますが、それも本当に少しだけですね。
百合度はまぁまぁ高めでしょうか。紹介文から分かるように、性描写が何回かありますね(主人公・ヒロインのもののみです)。主人公の一人称視点だからというのもあるでしょうが、ヒロインの紀子さんは本当に素敵な女性ですね・・・。
安心のロマンス文庫、といった一作でした。単価は安いですがページ数も少なめですので、そこは相応かと思います。性描写もそこまで過激ではないし、非常に読みやすい作品かと思います。気になった方は是非読んでみてください。
それではノ