※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:マグナムリリィ
・ 著者 :阿部伶
・ 掲載誌 :マガポケ・pixiv
・投稿時点での発行巻数:2巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!
何日か小説作品の紹介が続きましたが、ここからはまた漫画作品に移ると思います。また先日少しお話したように、最近はずいぶん過去作を読み返すことが多いです。なので新作だけでなく過去作の紹介も少しずつ行っていければなと思ってます。かぶっていたらごめんなさい(笑)
そんなわけで本日の紹介作品。本日紹介するのは先日第二巻が発売されました「マグナムリリィ」です。
失恋した少女・緋口百合は、悲しみと怒りをゲームセンターのパンチングゲームにぶつけていた。すると、それを見ていたボクサーの女性・ウィンディに声をかけられ、パンチングゲームで勝負することに。
「みせてあげるよユリ!恋より熱いもの!」
百合はウィンディとの出会いをキッカケに、ボクシングの“未知の世界”へのめり込んでいく。
ガチの格闘技ものですね。ボクシングは私の中では初めてです。
ストーリーは基本的には王道を辿っていると思います。主人公は元々スポーツマン(水泳)だっただけあって、肉体的にはある程度出来上がったところからスタートしています。第一話が主人公の幼馴染とのデートシーンから始まるのですが、二巻までの段階で彼が出てくるのはここだけでしたね。なので試し読みして悩んだ方には、気にしなくて大丈夫とお伝えしておきます。
キャラクターはそこそこ多めで、バトル物である以上今後もどんどん増えていくと思います。主人公が所属するジムのメンバーとしては、主要キャストは四人で、もちろん全員女性です。第一話で紹介文中にあるウィンディと対戦した梓さんが、今のところコーチ・師匠的ポジションとなっていて、あとは口の悪い先輩、不愛想な同級生と、ここも王道を抑えているかと思います(ちなみに主人公は中3です)。主人公は明るく前向きで、すごく素直なタイプなのでかなり好感が持てるかと思います。ちなみに私の個人的な好みは同級生の詩織ちゃんの方ですが(あと2巻ラスト、主人公とスパー大会でぶつかる福木さんは多分好きなタイプ)。
amazon紹介文には『たまに百合』の文言がありますが、今のところ百合度はそこまで高くはないですね(主人公は"百合"ですが)。主人公はウィンディをきっかけにボクシングに入りますが、ジムの先輩二人はどちらも梓さんに憧れているっぽいです。なのでその辺りでたまにでも日常的エピソード挟んでくれたら私のテンションはあがりそうです。閑話や巻末のおまけでいいので是非に!
そんなわけで、百合度はそこまでではないものの、比較的お勧めな作品です。言うまでもなくバイオレンス度は高いですが、作画はある程度気を使っている印象ですので、そこまで人は選ばないのではないでしょうか。単純に面白い作品だと思うので、女の子のバトル物、部活物などが好きなタイプの方は是非読んでみてください。
それではノ