※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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＜作品概要＞
・タイトル：魔力チートな魔女になりました～創造魔法で気ままな異世界生活～
・ 著者 ：アロハ座長
・イラスト：てつぶた
・投稿時点での発行巻数：5巻（刊行中）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★☆
・ 構成 ：★★★★★★★★★☆
・ 世界観 ：★★★★★★★★☆☆
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★★
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・ テキスト ：★★★★★★★★★☆
・ 絵 ：★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★★☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★☆
＜百合的注意点＞
・百合度：～中
・男性キャラの登場頻度：中～高
・ 男性キャラの邪魔さ ：低～
＜感想など＞
こんばんは！
ニートになっておよそ二か月。そろそろ開業届を出そうかと考えて色々調べ始めた水城です。今年いっぱいは多分働かないと思うのだけど、開業と青色申告の申請だけしておこうかと思ってるんですよね。会計ソフトも買う予定なのですが、何にするかはまだ考え中です。あと一か月以内には大体のことは決めてしまいたいですね。
さて、本日も続けて小説作品の紹介です。本日紹介するのは「魔力チートな魔女になりました」で、今回もなろう発ファンタジー作品ですね。
前世の知識はあるが自身の記憶は朧気なまま転生した少女はチセと名乗り、その手で造り上げたゴーレムのテトと共に世界を旅する。
チセは転生特典の【創造魔法】で造った【不思議の木の実】で、魔力チートな最強魔女へ。
テトはその身体能力から一流の剣士へと成長していくのだが……。
彼女たちの旅は、時に優しく、時に切なく、出会った人々の心に温かな風を運ぶ――。
今回は久々に異世界転生作品ですね。
紹介文にもあるように、前世の知識はあるが記憶がないという状態の主人公。なので前世でどんな人間だったのか、何が原因で、何歳で死んだのかなども一切わかりません。前世の設定についてはいわゆる科学知識、電化製品などの知識の利用のためと思われるので、今後もその辺りはぼかしたまま進むと思われます。
ストーリーは基本的に一巻単位で完結しています。毎巻数百年（五百年？）を生きた後の穏やかな暮らしをしている主人公の描写から始まり、過去の話に戻るという感じの構成です（過去の話が巻毎に少しずつ進んでいく）。一・二巻は主人公とメインヒロイン？的立ち位置のテト（ゴーレム→アースノイド）中心の話で、以降は毎回別のヒロイン的な子が出てきます。個人的に好きなのは第三巻の、義娘が出来るお話。尊さマックスの、掛け値なしに最高の話でした。
登場キャラクターは少しずつ増えていきますが、中心はやはりチセとテト、それにその巻のヒロインです。シリアス度は多少高いですが、話が重くなりすぎることはないので、基本的には穏やかな気持ちで読み進められるかと思います。いわゆる"ステータス"が出てくる点に関しては、好まない方は注意を。
百合度はまちまちですが、低いことはありません。主人公は恐らく生涯相方は作らないでしょうし（少なくとも毎巻の冒頭にそのような描写は見受けられない）、テトはチセが大好き。未来（冒頭）の主人公の周りには基本的にテトかメイドしかいません。ただそれ以外のメンバーについては普通に男女の恋愛要素（主人公に対するもの含む）もちょくちょくは出るので、一応留意。私が気にならなかったので多分大丈夫かと思います。
冒頭がかなり時間経過しているだけに、一巻あたりの時間経過は、早い時はものすごく早いです（一巻で十年～十数年なども）。とはいえ雰囲気が非常に穏やかで、せわしなさなどはありません。終始ハラハラせずに読めるので、心臓に悪くない作品が読みたい時にお勧めの一品。転生やステータスなど、なろう的要素が苦手でない方は是非読んでみてください。
それではノ
