音のレガート - 百合好きによる百合好きのためのレビュー

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます

　＜作品概要＞

・タイトル：音のレガート
・　著者　：すいと
・掲載誌：まんがタイムきららフォワード
・投稿時点での発行巻数：1巻（刊行中）

　＜評価＞

・　シナリオ　：★★★★★★★★★☆
・　　構成　　：★★★★★★★★★☆
・　世界観　：―
・　雰囲気　：★★★★★★★★★☆
・キャラクター：★★★★★★★★★☆
・　　絵　　：★★★★★★★★★☆
・読みやすさ：★★★★★★★★★★

・　　総合　　：★★★★★★★★★★
・オススメ度：★★★★★★★★★★

　＜百合的注意点＞

・百合度：～中
・男性キャラの登場頻度：低～
・男性キャラの邪魔さ：極低

　＜感想など＞

こんばんは！

寝落ちたりふと目覚めたりを繰り返していつのまにか21時を迎えていた水城です。もともとひどかった生活習慣がまぁひどいことに。

何だかんだで8月ももう終わりですね。そういえば先日「スローループ」アニメ化の報を見かけました。2022.01ということで、こちらは個人的に結構好きな作品なので非常に楽しみにしています。

さて、本日の紹介作品は、そんなスローループも掲載しているきららフォワードより、「音のレガート」です。

【アンサンブル】それは、大人数で演奏をするオーケストラと異なり、少人数で演奏をする演奏形態。少し内気で音楽好きな少女・美和音。音楽を始めたいと一歩踏み出した彼女が出会ったのは、アンサンブル。ちょっと個性的なメンバーたちと共に、音は演奏を始めた―。これは、楽器を通じて繋がる5人の少女の物語。

非常に素直な青春部活物という感じのストーリーでした。活動が一般的な吹奏楽部とは異なるため、今のところライバルらしいライバルがいないというのも面白いですね（近隣の吹奏楽の強豪と少しあれやこれやしますが）。雰囲気は優しい感じの穏やかなものがメインで、シリアスもそこそこ多め。展開的にも王道かと思います。

主要キャラクターは今のところメンバー五人+先生で六人。元々のメンバーである四人は最初からとても距離が近く、そこに少しずつ主人公・音が触れ合っていくような感じです。特別百合！という感じはないですが、先輩のうちの一人（私の中での暫定ヒロイン枠）が非常にぐいぐいな人なのと、五人中三人（一年生一人と二年生二人）が姉妹+幼馴染でもあるため、メンバー全員の距離はかなり近いです。ちなみに現時点での男性キャストは主人公のおじい様のみです。今後も色恋の要素は入れてこないでしょうし、心配せず読むことが出来ると思います。

フォワード作品なので、いわゆるきらら系というよりは王道の青春ストーリーな作品です。絵柄も含めて非常に優しい作品でどなたにでも勧めやすいタイプだと思うので、是非読んでみてください。

それではノ