※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク・ガールズ
・ 著者 :吉野茉莉
・イラスト:Coma*85
・投稿時点での発行巻数:1巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★★
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低~
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!
昨日今日と久しぶりにかなり睡眠を摂りました。例によって起きたり寝たりのめっちゃくちゃな時間配分でしたが、多少疲れは取れた・・・気がします(そうだろうか)。
ところで、久しぶりに新規ソシャゲにちらっと触れています。その名も「sin-七つの大罪」。そう、知る人ぞ知るアレですね。アニメがモブ以外全員女の子なので、そちらに期待してちょっと始めてみました。ジャンルはオーソドックスなRPGで、まぁ課金ゲーですね。残念なことにフルボイスではなかったのですが、プレイヤーの分身が存在しない点は良かった。ただ、正直他人に勧められる出来ではなかったですね・・・。さすがに課金要素が強すぎて。もちろん無課金でプレイ出来ないわけではないので、気になる方は触れてみてください。ちなみにアニメレベルではっちゃけた感じではなかったです。
さて、それでは作品紹介に移りましょう。本日紹介するのもう同人の小説作品、「ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク・ガールズ」です。
西暦2042年。
あらゆるものが瞳に装着されたレンズを通してネットに接続されている世界。
人々の暮らしは大きく変わり、世界中、月や火星まで家にいながら旅行できるようになった世界。
それでも、かろうじてリアルに学校制度が残っている世界。
これはそこで暮らす彼女たちの物語。
多国籍企業が社会実験を行っている北海道の一地方都市で、やや引きこもりでぼっちの女子高校生である久慈彩花(くじあやか)は失踪したクラスメイトが最後にいたという場所に向かい、そこで不思議な指輪を渡される。そして、成り行きのまま奇妙なゲームに参加することになるのだが……
設定・シナリオが中々面白い作品です。ゲーム参加者が全員女の子なため登場人物も全員女の子。キーになるゲーム・ゲーティアが、レンズを通したバーチャル空間に召喚したグリモアでバトルをするというゲームであるため、戦闘シーンがそこそこ多めです。テキストは少し三人称よりの一人称。後半の展開がちょっと走りすぎている感じがするのと、彩花と紗希の話が少なすぎるのが少しの不満点でしょうか(好み云々ではなく、物語的にもっと仲を深める描写が欲しかった)。
百合度はかなり低め。ちょいちょいそれらしい方向に持っていくのですが、中途半端になっていたためむしろ無い方が良かった気がします(作者さんが意図してそちらにもっていったかまではわかりませんが)。とはいえ全体的にお話が面白かったのは間違いないので、割と勧めやすい作品かと思います。設定的にはSFっぽい感じですが、ストーリーはどちらかというとファンタジーのような作りになっています。設定は違いますが方向性的には「クリス・クロス」などを彷彿をさせるタイプの作品だと思います。読みやすい作品なので気になった方は読んでみてください。
それではノ