百合好きによる百合好きのためのレビュー

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〆切前には百合が捗る

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:〆切前には百合が捗る
・ 著者 :平坂読
・イラスト:U35
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・  構成  :★★★★★★★★★☆
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・    絵   :★★★★★★★★★☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★★★

・  総合  :★★★★★★★★★★
・  オススメ度 :★★★★★★★★★★

 <百合的注意点>

・百合度:中~高
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・  男性キャラの邪魔さ :―

 <感想など>

こんばんは!

6月も1/3が過ぎて、もうじき番組改変期。まだ夏番のラインナップは見ていないのですが、どうやら「メイドラ」の二期が始めるらしいですね。結構前なのでうろ覚えなのですが、確か京アニでしたよね。期待できそうな予感がします。

私は先日久々に「セントール」のアニメを見ました。あの作品定期的に見たくなるので、都合十周近くしている気がします。そんで折角なので原作の方を現在一巻から読み直しています。「セントール」って作者が設定厨でとにかく細かく世界観作りこんだりそれを作中に提示するから、読むのに非常に時間がかかるんですよね(笑) その上政治的な話をかなり折り込んでくるから、かなり人を選ぶ作品です。ただ、ハマる人はものすごくハマりそうな感じ。ちなみに私は結構好きです。基本的に世界観作りこむ人が好きというのもあるし、姫もたまちゃんもすごく好きなタイプなので。一巻だけ異様に画力低いのですが、二巻以降は比較的いい感じになるし、百合度もそこそこありますしね!

 

さて、本日紹介する作品は「〆切前には百合が捗る」。

「〆切直前に遊ぶゲームって、なんでこんなに楽しいのかしら……」
家出少女の白川愛結は、従姉妹の白川京の紹介で、人気作家、海老ヒカリの世話係&監視役のバイトをすることになる。原稿をサボってゲームをしたり釣りや旅行に出かけるヒカリに翻弄されながらも、そんな日常に幸せを感じる愛結。一方ヒカリも、突然始まった愛結との同居生活の中で、これまで感じたことのない気持ちが芽生えるのだった。
社会から排斥された少女と、容姿才能家柄すべてに恵まれながらも自堕落に生きる小説家、二人の関係の行き着く先は……?
“普通”に生きにくいすべての人に贈る、珠玉の日常系ガールズラブコメディ、誕生。

同作者の「妹さえいればいい。」という作品と世界を同じくするようで、編集さん・白川京(みやこ)はそちらでレギュラーらしいです(あとがきより)。とはいえ本作はヒカリと愛結の二人のお話で殆どを占めているので(+京さんがそこそこ)、内容的なクロスオーバーは少ないと思われます。ちなみに今ここを読んでいる方の予想通り、私はそっちの作品は読んでいませんので、その前提の記事だと思って下さい。

テキストは主人公二人、ヒカリ(PN)と愛結の一人称よりの三人称で、作家歴が長いだけあって非常に読みやすいです(気付かず読みましたが、かの有名な「はがない」の作者さんですね)。ストーリーは愛結の友人に対する同性愛の告白、中傷や家族の無理解による家出から始まり、その辺りは愛結視点であることも相まって非常に嫌な感じがあります。ただすぐにヒカリの元に身を預けるようになり、そこからはノーストレスで読めます。普通に一冊完結かと思いきや続き物だったため、なかなかいいところで一巻は終わっていました。

愛結はスタートからヒカリに惚れているため、百合度はかなり高めです。特にこの一巻は二人の同居始めから関係性の変化だけに焦点を当てて描いているので、なおさらに。ただ今後はヒカリにあるであろう何らかの過去話や、或いは愛結の実家・母校あたりの話がからんでシリアス度などがぐっと上がる可能性もありそうな予感がします。とはいえバッドエンドを描くような作品ではないと思いますし、今後も期待はして良さそう。タイトル的に悩まず買っている人が殆どだとは思うのですが、万が一作品を知らなかった人がいましたら是非この機会に読んでください。

それではノ