またぞろ。 - 百合好きによる百合好きのためのレビュー

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます

　＜作品概要＞

・タイトル：またぞろ。
・　著者　：幌田
・掲載誌：まんがタイムきらら
・投稿時点での発行巻数：1巻（刊行中）

　＜評価＞

・　シナリオ　：★★★★★★★★★☆
・　　構成　　：★★★★★★★★☆☆
・　世界観　：―
・　雰囲気　：★★★★★★★★★★
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・　　絵　　：★★★★★★★★☆☆
・読みやすさ：★★★★★★★★☆☆

・　　総合　　：★★★★★★★★★★
・オススメ度：★★★★★★★★★★

　＜百合的注意点＞

・百合度：中
・男性キャラの登場頻度：無
・男性キャラの邪魔さ：―

　＜感想など＞

こんばんは！

転職活動も終盤を迎え、そろそろ引っ越し準備始めないとなーな水城です。書籍のほぼ全てを電子に買い替えたのに未だに六基もある本棚とか、いい加減処分しないといけないんですよね。使っていない家具だけで六畳丸々埋まってるから、これをなくせば単純に一部屋減らせるんですよね。いい加減着手していかないと。

さて、本日の紹介作品は前回に引き続ききららの本誌より、「またぞろ。」です。

留年生×３が送る人間へたくそ青春コメディ。約1年間引きこもりだった殊は、春から2回目の高校一年生。病弱で同じく留年生の詩季、奔放でこれまた留年生の巴、マイペースで遅刻癖の留年予備軍・楓とともに送るスクールライフは普通とはちょっと違ってちょっとイイ。

留年生三人～～とありますが、メインキャストはそこに三人の同級生（つまり年齢では一つ下）一人が加わった四人です（紹介文の"楓"ですね）。オーソドックスな日常系で、これまた頭からっぽで読めるタイプの作品ですね。

日常系ということで、やはり強みはキャラクターでしょうか。特に詩季さんがいいですね。主人公・殊への接し方、介護具合が最高に好きです（ダメ人間製造系女子）。それと一巻後半に出てくる殊の幼馴染の子。超好きです。私が超好きということは、つまり（？）ちょっと愛が重い系女子ですね。意図的かどうかはともかく、共依存に持っていこうとするタイプ（自分に依存させる、させようとするタイプ）です。超好き。

私的にはノータイムでお勧めしやすい作品なのですが、若干クセの強いキャラクター構成かもしれません。とはいえ重くなりすぎることはないと思うので（主に上記幼馴染関連で後半、そして今後もちょっとシリアス展開が続くとは思われるが）、概ね人を選ばないと思います。きらら作品が好きであればまず問題ないと思うので、未読の方がいましたらこの機に是非。

それではノ