※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:ホレンテ島の魔法使い
・ 著者 :谷津
・ 掲載誌 :まんがタイムきらら
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★★
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★☆☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
最近異様に喉がつかえる水城です。ごきげんよう。
本当にあまりにもつかえすぎて、最早これがニューノーマルになりつつあります、一日中痛みと圧迫感があるってさすがにどうなのか。
さてさて世間は年度末です。新しい生活が始まるという方も多いこの季節、こちらの読者の方々にもそんな方、いらっしゃるのではないでしょうか? 私はというと、結局現職から逃げられずを続けているのですが、仕事が増えるのに人が減るという中々に大変な状況に突入します。もちろん募集はかけているのでじきに補填は来るのですが当然予定は未定。繁忙期前には追加されてほしいですが、はてさてどうなることやら・・・
何とか頑張っていきたいと思います。
ということで(?)本日の作品紹介。本日は久々にきらら本誌より「ホレンテ島の魔法使い」。
大昔いたという魔法使いの伝説を観光資源にしているホレンテ島。
魔法使いが飲んだと"言われている"タピオカ店、"萌え萌えキュンの"魔法をかけるレストランなど、
この島の魔法は全て作り物…のはずが、念動力や瞬間移動などの力を使える人達が現れ…?
魔法使いの存在を信じる一人の少女を中心に、ホレンテ島の謎が解き明かされる!
すごく雰囲気の良い作品だと思います。全体的には非常にきらららしいキャラクターにキャラクターデザイン。お話や掛け合いのテンポなんかも非常にらしいと思います。この作品の非常に優れているところは世界観の魅せ方、それに構成と、情報の出し方ですね。総じて作品全体のバランスが非常にいいと思います。
主要キャラクターは島に住む、住み始めた女の子五人。それと主人公が勤め始めた帽子屋の"先生"(猫?)です。百合度は控えめで、ごちうさを代表とする概ねよくあるきらら日常系と同程度でしょうか。シリアスの比率も非常に適当で、またその方向性も暗くなる、悲しくなるようなものではなくドキドキワクワクするタイプです。個人的に挙げられる唯一の欠点は、連載がきらら本誌であったことですね。四コマが非常に読みづらいこと・・・。セリフ量、ページ当たりの情報量がとにかく多い点。これはまぁこの作品に限らないですけどね。
そんなわけで読みにくさを除けばかなり完成度が高く非常に面白い作品です。私が読んでる中で、昨今のきらら作品としてはかなり上位に来る面白さです。きらら作品が好きな方もそうでない方も、気になったら是非読んでみてください。
それではノ