※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:転生少女はまず一歩からはじめたい
・ 著者 :カヤ
・イラスト:那流
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★☆☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★☆☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★☆☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:低~
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低~
<感想など>
こんばんは! 何だか最近小説ずいていて(?)漫画よりもテキストが読みたい気分な水城です。定期的に訪れるやつ。寝る前に読みたくなるんですよね。そんで日中異様に眠くなるっていう・・・相変わらずの自堕落生活です。
そんなわけで本日も小説作品の紹介です。なろう作品・・・ですよね?ちょっと特殊だけど異世界転生に分類される作品です。
アラサー社会人、一ノ蔵更紗の日常は、あまりに忙しいせいか疲れ続ける毎日だった。
そんな日々に疲れ果てたある日、彼女は夢で出会った女神っぽい人から『あなたは実は魔力が必要な体質なの』と衝撃の事実を聞かされ、悩む間もなく異世界へと飛ばされてしまう。
更紗が目を開けると……自身は少女へ戻されているうえに、周りはワイバーンや巨大なオオカミなど、魔物ばかり!
いきなりのピンチに死を覚悟した更紗だったが、ダンジョンに住むハンター、ネリーという女性に拾われて、なんとか生きる術を手に入れる。
しかし魔物が周りをうろつく家から出るために、更紗は魔法を身につける他なく――。
「せっかく疲れずに暮らせる世界に来たから、もっと色々なところに行きたいの」
転生少女サラが、まず一歩外に出る努力からはじめる異世界スローライフ、ここに開幕!!
『生まれる世界を間違えた』という主人公・更紗。体に合わない世界で苦しい生を送っていたが、ある日女神を名乗る存在に(半強制的に)別の世界へと飛ばされる。その場所で出会った女性・ネリーと一緒に暮らしながら新しい世界について学んでいき―――というのがあらすじです。紹介文に"スローライフ"とあるのでてっきりネリーと二人でゆるゆると暮らしていくかと思ったのですが、一巻を読んだ限りどうもそうはならなさそうな気配です。
典型的ななろうっぽい作品で、"招かれ人"という存在が一般に広く認知され、どうやら一定数いるようす。主人公たちと深く絡むかどうかはわかりませんが、一巻にも主人公以外の"招かれ人"は登場します。ちなみに表紙には動物たちと戯れているような主人公が描かれていますが、作中にはこのような描写は一切ないので悪しからず。動物(魔物)は大抵の場合主人公に突進してバリアに跳ね返されています(場合によっては即死)。
シナリオは一巻時点ではそこまでシリアス度は高くないですが、今後は上がりそうな雰囲気。また一巻半ばあたりで肝心のネリーと離れることになってしまい、そこから相方(仮?)が現地ショタになります。そういう意味で通しての百合度もあまり高くなく、そういった方向性を期待している場合、なろう云々とは別にちょっと薦め難いかも。お話自体はそこそこ面白くなりそうな雰囲気はあるので一応二巻は買ってみる予定ですが、展開次第では・・・という気配も感じています。そのため現時点では強くお勧めとは言い難い感じ。単価も高いのでその辺り考慮して判断してみてください。
それではノ