百合好きによる百合好きのためのレビュー

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放課後スイッチ

※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります

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 <作品概要>

・タイトル:放課後スイッチ
・ 著者 :井上とさず
・  掲載誌 :ヤングマガジンコミックス
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)

 <評価>

・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・  構成  :★★★★★★★★★☆
・   世界観  :―
・   雰囲気  :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・    絵   :★★★★★★★☆☆☆
・  読みやすさ :★★★★★★★★☆☆

・  総合  :★★★★★★★★★☆
・  オススメ度 :★★★★★★★★★☆

 <百合的注意点>

・百合度:中~高
・男性キャラの登場頻度:~中
・  男性キャラの邪魔さ :低

 <感想など>

こんばんは!最近は虫に悩まされる事の多い水城です。
いやぁ先日もお話したと思うのですが、ここ最近、とにかく、本当に、虫が多い! 私は出勤が車なのですが、走っているととにかく車体にビシバシと体当たりしてくるんですよね。なのでフロントウィンドウが虫の体液でベトベトになっていく・・・。特に夜間なんかはライトのせいか、ものすごい頻度で体当たりされます。本当に、すごいです。そして家に着いたら拭く。これがずっと繰り返され、非常に疲れます・・・(笑) ボディはともかく(や、もちろん気にはなるけど・・・)、ウィンドウだけは運転中常に視界に入るわけで、ものすごく気になるんですよね。単純に視界も悪くなりますし。
みなさんのお住まいの地域はどうでしょう。都会だったらそもそも通勤に車を使わないという話もありそうですが、田舎でも多分色々ですよね。もし私と同じような悩みを抱えてる方がいたら・・・うん。がんばって夏、乗り越えましょう!!

 

さて、本日紹介する作品は井上とさず先生の「放課後スイッチ」です。

田舎で暮らす女子高生の吉岡は、ちょっと硬派な女の子。ある日、都会から転校生の御門がやってきた。「都会出身」だから物知りで「都会出身」だからオシャレなあの子。それが気に食わない吉岡は、都会っ子の御門に田舎の洗礼を浴びせようとするが‥‥。
田舎JK VS. 都会JKを中心に、ちょっと“ヘン”でちょっと“ザンネン”な女子高生たちが繰り広げる、ドタバタショートGAG!!

井上とさず先生と言えば、このサイトでは以前に「クロユリ」、それととーはにさんとの合同で「シンクロニシティユリジャムセッション」の二つの同人作品を紹介したことがありますね。私が知る限りでは商業の単行本は初・・・でしょうか。

とある田舎の高校を舞台とした、女子高生たちのコメディで、一巻を読んだ限りではざっくり四組(+α)の女の子たちのお話です。構成として単行本が大雑把に四分割されたオムニバス形式で、お話ごとにそれぞれのペアについて描かれていると思っていただけると良いかと(ただし表紙のヤンキーっぽい子(紹介文、吉岡さん)だけ別のペアのお話でもレギュラー出演していました)。一応主役は紹介文にある二人だと思われ、一巻ラストもこの二人で引いています。それぞれに視点を当てて物語が描かれるという意味では、缶乃さんの「白百合」なんかと作りが似ている・・・かもしれません。あ、あと一話だけ主役二人のクラスの担任視点のお話もありました(男性教師)。

内容は基本的に一話完結型のコメディーで、各話の登場人物は概ねどれかしらのペアで占められていますが、同じ学校なのでもちろんクロスもします。キャラクターが良く、また全体的に非常にテンポがいいので文章量が多い割には読みやすいと思います。あと特徴的なのはやはり作画でしょうか。この辺りは多少好みが別れるかもしれませんので、その辺りも加味しつつ考えて頂ければと思います。

それではノ