※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:でこぼこ魔女の親子事情
・ 著者 :ピロヤ
・ 掲載誌 :メテオコミックス
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :中~
<感想など>
こんばんは!先日久しぶりに寝坊して仕事に遅刻した水城です。起きたのがちょうど仕事の開始時間で、30分程遅れてしまいました・・・。これ年に3回くらいやっちゃうんですよね・・・。うっすらと目覚ましを煩く思ったような記憶があるので、多分鳴ったけど起きなかったパティーンです。忙しくない日だったのでさして影響はなかったけど・・・気を付けなければいけませんね。
さて、本日紹介する作品は「でこぼこ魔女の親子事情」です。
ひとり森で暮らす魔女のアリッサは、ある日人間の赤子を拾う。戸惑いつつも、ビオラと名付け、赤子を育てることにしたアリッサ。そして16年後、ビオラは、アリッサのことが大好きなマザコンモンスターになったばかりか、想像を遥かに超える成長を見せ……って、成長しすぎー!! 見た目が逆転した親子のほのぼのコメディ、ついに登場!!
ママ大好き!!な魔女(人間)、ビオラと、そのビオラを育てたママ(魔女)であるアリッサが主人公のドタバタコメディー。ここで言う【魔女】というのはどうやら種族名のようなもののようで、この場合ビオラは正しくは"魔法が使える人間"という扱いになっています。様々な種族が登場する異世界ファンタジーなコメディ作品ですね。
主人公は上記の二人で、その他一巻時点での主な登場人物としては、アリッサの旧友である魔女が二人と、アリッサ達がよく利用する商店を営む人間(?)のリラさん。それとアリッサを狙う不届きもののエルフ(ビオラ視点)と、その友人であるオーク。そしてビオラが召喚した使い魔のフェニックス(?)です。作品は基本的にビオラの『ママ大好き!』で埋め尽くされているんですが、このタイプの作品って、何となく最終話付近でアリッサを狙ってるエルフがアリッサと結ばれるか、或いはそれを匂わせる空気を見せて終わる感じがするんですよね・・・。ビオラがイラつきつつも、でも防げない・・・ぐぬぬ、ってなって終わるような(若しくはいないところでフラグだけ立って折れずに終わる感じ)。そういう訳で、百合要素はあっても百合作品ではないと、その辺り理解した上で楽しめる方向けでしょうか(個人的に「みでし」や「プリヤ」辺りががいければいけると思います。多分)。
全体的に非常にテンポがよく、また絵も上手いので作品としてのレベルは非常に高いと思います。キャラクターとしては使い魔のフェニックス(?)と、人間(?)のリラさんがいい味出してて好きですね(一番は主役二人ですが)。非常に安定して面白い作品ですが、上記注意事項があるのでその点だけ留意して判断していただければと思います。
それではノ