※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
※画像クリックでamazon商品サイトに飛びます
<作品概要>
・タイトル:昨日、助けていただいた魔導書です
・ 著者 :森田季節
・イラスト:華若葉
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中?)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★☆☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :★★★★★★★★☆☆
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ テキスト :★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★☆☆
・ オススメ度 :★★★★★★★★☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!不定期更新マンと化した水城です。紹介できる作品はいくらでもあるんですけどね・・・疲労と無気力が足を引っ張っています(申し訳ないです)。
いや、実際のところソシャゲがいけないというのは薄々感づいてはいるんですけど、これが中々にやめられない中毒者なのですよね。みなさんも、ソシャゲに限らず何事もほどほどにいきましょう。身を滅ぼす・・・とまでは言いませんが、生活に支障きたすのでね(笑)
さて、本日紹介するのはノベル作品、「昨日、助けていただいた魔導書です」です。
昨日、助けてもらった魔導書なのじゃ!! 大学院卒なのに、うだつのあがらない生活を長年続けている魔女のアルルカは就職先も研究ポストもない80歳。先行きは不安だけど、超古代文明の研究に情熱を燃やす。ある日、焼却処分寸前の謎の超古代文明の本「虚無の書」を持ち帰ったアルルカ。翌日、目が覚めると家には「虚無の書」を名乗る少女がいた! 「余は超古代文明の遺産じゃ! そなたに助けてもらった!」と高らかに宣言する! それは昨日、大学から持ち帰った魔導書の人間の姿だった! 助けてもらった恩返しにそなたの母さんになると宣言したツインテール少女との奇妙な共同生活が始まる――!?
本を開いてから気づいたのですが、森田季節さんの作品だったんですね。森田季節さんと言えばこのサイトでもいくつかの作品を紹介して、そして今回なのですが―――
個人的には、今まで一番好きな作品です。
何というか、『私に合った』、という感じです。まだまだ始まったばかり(というか、続くのかが不明)で、例えば「スライム」と比べると全然人気や知名度もないでしょうし、「ウタカイ」のように熱いストーリーというわけでもないです。なので作品の出来が良いとかそういうことではなく、"合った"んですよね。
お話は純ファンタジーで、日常系・・・といっていい感じでしょうか。特に事件らしい事件は起きず(厳密に言えば色々ととんでもない事が起きているのだけど、雰囲気が絶えずゆるい)、とにかくまったりとした感じです。ただ長らく小説を書いている方なので文章は読みやすいし、構成もいいためするっと最後まで読めます。骨太のファンタジー作品を求める方には合わないけど、何となく余暇をまったりと過ごしたい時には適している、ような感じでしょうか。
百合度も特別高いわけではないですが、漫画で言うなら一般的なきららレベルでのいちゃいちゃと、登場キャラ比率(超主観です)。本当に、とにかくのんびりまったりという感じですので、引きこもって何となく時間が余って本を読みたい。だけど重厚なストーリーを読んで心地よい緊張感と疲労感を得るよりも、何も考えずにゆるふわな雰囲気に浸りたいという時にお勧めしたい作品でした。気になる方はぽちっておいて、気が向いた時に開いてみてください。
それではノ