※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:HGに恋するふたり
・ 著者 :工藤マコト (原案:矢立肇・富野由悠季)
・ 掲載誌 :角川コミックス・エース
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★★
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低~中
<感想など>
こんばんは!新年度に入って早くも半月。相変わらず激動の世の中ですが、皆様はいかが過ごされてますか? 私は相変わらず職場の不安定感がすごいですが、まぁやれるだけやろうと頑張っています。今期は見たいアニメも少ないし、百合漫画(小説)だけが生きる糧ですね。
そんなわけで今日も作品紹介をしていきましょう。本日紹介するのは珍しく角川エース作品、「HGに恋するふたり」です。
14歳の時ガンダムとの運命的な邂逅をはたし、MS萌えに目覚めた神崎さやか。
周囲とのギャップや家族の無理解などからその気持ちを抑え込んで生きていたが、
ある日、ガンプラ好きの女子高生・高宮宇宙(そら)と出会い…!?
ガンダムを愛する二人が出会った時、何かが始まる――。
最初にタイトルを見た時は「HGとは何ぞや・・・」となったものですが、『ハイグレード』の略だったのですね。―――というわけで、ガンプラがテーマ(テーマ?)のお話です。
『ガンプラ』と記したこと、それと人によっては上の項目の"原案"の表記からも察するかもしれませんが、この作品には名称として"ガンダム"が出てきます。ガンダムシリーズが好きで、けれどそれを抑え込んでいたため、ガンプラにも興味はあったが触れたことのなかった主人公・さやかさん。彼女がある日不意に出会ったガンプラ好き女子高生・宇宙に手を引かれて、ガンプラの世界へと入っていくというお話です。
レギュラーキャストは今のところメイン二人と、ヒロイン・宇宙の兄の計三人ですが、一巻ラストでもう一人女子高生でガンプラ好きっぽい女の子が登場したので、この女の子三人が中心になると思われます。ちなみに宇宙の家は模型店を経営しており、兄はそこの店員です。一巻ではさやかさんの思い出の作品、ガンダムSEED(及びDESTINY)に登場するストライクを実際に作っていますね。
ところで、ここの読者の方で実際にガンプラ作ったことのある人ってどれくらいいるんでしょうね。ガンダム作品は昨今では男女共に視聴されているらしいですから、何かしら見たことのある人は多そうだけど・・・ガンプラってなると、触れたことのある人はかなり少数派のような気がします。ちなみに私はものすっごく小さい頃に、少しだけ作ったことがある、はずです。偽りの記憶出なければ。ただ、何を作ったかまではよく覚えてませんが・・・(何才だったかもわからない。多分五歳とか、もっと幼い頃かもしれません。加えて言うなら自力で作ったかどうかも不明です(笑))。
この作品はガンダム(ガンプラ)を通して繋がった年の離れた女の子達の友情のお話、です。作画もキャラクターもいいのですし、主人公が滅茶苦茶可愛くて(JKの方じゃないです。さやかさんがすっごく可愛い・・・。いや、宇宙ちゃんも可愛いのだけど、さやかさんが可愛すぎる)、非常にお薦めの作品です。ただ、やはりガンプラをテーマ?としている以上多少なり人を選ぶ・・・かも? と、少しだけ思いもしました。私のように自分の知らないジャンルでも全然読める。むしろ知らない世界は好き、という方。或いは『いや、ガンダム好きだから!』という方には強くお勧めできる作品なので、当て嵌りそうな人は是非読んでみてください。
それではノ
追記)ちなみに私もSEEDは視聴しているのですが、放送当時じゃなくて社会人になってから何となく思いついて見たんですよね(まだ百合に目覚め切る前でした)。細かいところまでは覚えていないけど、すごく面白かったです。最後のキラのセリフとかすごい印象深かった・・・。懐かしいです。