※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
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<作品概要>
・タイトル:きものなでしこ
・ 著者 :八色
・ 掲載誌 :コミック百合姫
・投稿時点での発行巻数:3巻(完結)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:中
・男性キャラの登場頻度:ほぼ無
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!さぼってる間に一週間も経ってしまいました・・・。日毎に布団から抜け出せない時間が増えてゆく。春眠暁を覚えず、というわけでもないですが、寒さのピークを抜けても布団というものは抗いがたい魔力を持っているものですね。二度寝して遅刻しかけることもしばしばですし、気を付けて行きたいです(なお
さて、本日紹介する作品は久しぶりに百合姫作品、それも少し昔の作品で、「きものなでしこ」です。何でかこちらかっていうと、まぁたまたま私が久しぶりに読んだからという、ただそれだけなのですが(笑)(尤も、実は私の中では「きものなでしこ」ってきらら作品に分類されていたんですよね。4コマだったからかな。表紙に百合姫って書いてあって、「あや」と思ったものです)
新学期、いつの間にか残り物の委員会「撫子衆」に決定していた、黒髪パッツン純和風なのに自分の国に無知な少女・かの子。呼び出された部室に行ってみると、そこにはアメリカ人・中国人・フランス人の3人の留学生が。「撫子衆」が風紀委員と判明したものの、さて、なにをすれば? …あれ、これって日常系なんじゃ…と思ったあなた、なかなか鋭いですね…という感じで、目的はあるけどあまり必死にはなってない系4コマです。
とまぁ紹介文からもわかるように、すごく『きらら日常系』っぽい感じの作品なんですよね。百合度も百合姫的には(私的には)かなりマイルドで、とてもゆっくり、ゆっくりと関係性を深めていきます。主要キャストは紹介文にもある四人で、うちフランス人の子(なお日本育ち)がヒロインにあたります(ちなみに紹介文では三人は留学生と記載されていますが、前二人が国際科であるのに対し、ヒロインの紗綾は普通科です。作中の雰囲気も含めて、留学生という感じではないですね)。
作画は結構波があるというか、年月の差がある?感じで、特に連載部分と描き下ろし?部分で結構違ったりします。一巻と三巻でも大分違いますね。全体的には先に挙げた様に百合姫というよりはきららっぽい感じの作品なので、そっちが好きな人にお勧めしたいです。逆に濃厚な百合描写を求めて読むと、少し物足りなさを感じる・・・かも(イチャイチャは多いが、基本的にライトなので)。もし未読の方がいましたら、参考にしていただければと思います。
それではノ