※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:病月
・ 著者 :箕田海道 原作:もちオーレ
・ 掲載誌 :電撃コミックスNEXT
・投稿時点での発行巻数:1巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★☆
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :―
・キャラクター:★★★★★★★★☆☆
・ 絵 :★★★★★★★☆☆☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 :★★★★★★★☆☆☆
<百合的注意点>
・百合度:高?
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :―
<感想など>
こんばんは!最近色々なふりかけを買って試すのが楽しい水城です。
私は元々"多少"自炊をするので、職場にも7割程度の確率で適当なものを詰めて持って行っているのですが、冬場はスープ類を一度に大量に作って複数回に分けて持っていく事がよくあります。そういう時私はスープに大量に具を突っ込んでいるためあとは白米しか持って行かないのですが、その時にふりかけを使うんですよね。以前は混ぜ込みごはん系とかのりたまとかゆかりとか、そういうオーソドックスなもの(言い換えると安い物)ばかりだったのですが、このところ色々なタイプのものを試しています。
皆さんはふりかけ、使いますか?もしよく使う方がいたらお勧めとか聞いてみたいです。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の紹介作品は昨今百合界隈では有名な、もちオーレさんが原作を務める作品、「病月」です。
“タヤショ”こと田山祥子からの大量の手紙とメール、待ち伏せ等のつきまとい行為に迷惑していた高校二年の霧 花絵は、謎の少女・籠屋リョウと出会い――。
独りの少女の歪んだ恋が暴走し、少女たちの狂おしい愛の戦いが始まる。
コミックスでしか読めない“タヤショ”のラブレター執筆譚を描き下ろし収録!
恐らく説明するまでもないかと思いますが、ヤンデレ少女とその少女に付きまとわれている少女が主役のお話です。ヤンデレがテーマの作品は私的には二つに分かれると思っていて、それが何かと言うと『コメディタッチで軽く楽しめるタイプ』と、『ガチなやつ』です。この作品は後者に属していまして、ほんわかした雰囲気はほぼ皆無。基本的に常に空気が重めです。そういう意味で比較的人を選ぶ作品だと思うので、まずはその点に留意するといいでしょう。
続いて大まかな内容、キャラクターについてですが、恐らく表紙から想像されるものとは少し違ったものであると思われます(私はそうでした)。少なくとも一巻時点において、主人公(ショートの子)はヒロイン?である長身の女性(ヤンデレでストーカー)に対して基本的に迷惑という感情しか抱いておらず、お人好しであるため突き放せずにはいるものの、好意のようなものはほぼ見えません。対するヒロインの少女については、本当に厄介で利己的で独善的で独りよがりで独占欲が強く、それを相手と周囲に強います。それ以外の登場人物については一巻の段階では感情をほのめかす程度で深いところまでは覗けません。その為少なくとも現時点において、この作品を楽しめるかどうかはヒロインが好きになれるか、或いは好きになれずとも許容できるかどうかにほぼ全てがかかっていると思われます。ちなみに私は何とも言えない複雑な気持ちですが、両方のミックスです。
(ところで私がこの作品を読む前の段階での想像では、表紙だけを見た段階では何らかのファンタジー要素のある少しヒロイックな作品なのかと思っていました(笑) 例によって紹介文などはほとんど読んでませんでした・・・)
というわけで今作は比較的ガチめのヤンデレをテーマとした作品です。同じヤンデレジャンルの中でも特に好み(或いは好悪)が別れると思うので、その点理解した上で購入するかどうか判断していただければと思います。
それではノ
※おまけ(或いはただのステマ)※
冒頭に述べたふりかけの話ですが、個人的にとても気に入ったものを一つ載せてみますので、もし気になったら是非買ってみてください。少し高め(私基準)ですが、とても美味しかったです。