※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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＜作品概要＞
・タイトル：ハッピーサマーウェディング
・ 著者 ：ねが
・ 掲載誌 ：―
・投稿時点での発行巻数：1巻（完結）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★★
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★☆☆
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・ 絵 ：★★★★★★★★☆☆
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★☆☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★☆
＜百合的注意点＞
・百合度：高
・男性キャラの登場頻度：（極低）
・ 男性キャラの邪魔さ ：（―）
＜感想など＞
こんばんは！本日紹介する作品は「カワイイとサヨナラ、」で有名なねが先生の同人作品、「ハッピーサマーウェディング」です。
2014年に発行した同人誌の再録です。
「結婚」をテーマに、いろいろな人間の話を描きました。
紹介文にあるように、テーマは『結婚』。ある一人の女性が結婚することになり、それをきっかけにした周りの人間の心の動きを描いた群像劇・・・のようなもの？です。
短いページの中にそこそこ多めの人数が登場するのと、書き分けの問題で若干キャラが混乱してしまうのが唯一の難点でしょうか。そこがちゃんと理解できて読めれば、非常に丁寧に作られた作品で、かつ構成が上手いのでとても引き込まれるのではないでしょうか。いくつかの部分に想像の余地を残しているため、作品の語られていない部分で妄想に浸るのが好きな方にはお勧めしやすいかも。
中心となる"結婚する女性"が描かれるのは一番最後になります。とにかくその『結婚』によって起きた様々な人間関係の動きや機微を楽しむ作品だと思います。ちなみに結婚する相手の男性については最後まで作画としては、描かれませんでした（描かれてはいませんが、内容からして男性であることは間違いないでしょう。その女性の、元交際相手である女性。そちらに関してはお相手も女性なのかも？というように読めましたがそこに関しても、少なくとも作中では言及していませんでしたね）。
結末をどう受け止めるかは人それぞれでしょうか。個人的にお話の出来が非常にいいと思うのと、値段も何だかやけに安いので是非買って読んでもらえればと思っています。お値段については期間限定だったら、後からここに来た人はごめんなさい（投稿時点でkindleにて100円でした）。
最後に。折角なので百合姫の「カワイイとサヨナラ、」も貼っておきます。万が一読んでいないという方がいるのであれば、こちらも非常にお薦めなので併せて是非。
それではノ
