※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:春とみどり
・ 著者 :深海紺
・ 掲載誌 :メテオコミックス
・投稿時点での発行巻数:2巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★☆
・キャラクター:★★★★★★★★★☆
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★★★
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★★
<百合的注意点>
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:低
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんにちは!台風、案の定やばいですね・・・。私は京都なので避難勧告のレベルも低めですが、関東・・・。実家が神奈川なのでそちらが心配です。とはいえ何かできる事があるわけでもないので、私は小説書いたりブログを書いたり履歴書書いたり色々自分の事だけする事にしました。環境に問題ない方は楽しんで頂ければと思います。
さて、本日の紹介は新作ではないですが、2巻が発売されたばかりの作品、「春とみどり」です。
好きだった親友の娘を引きとりました――。人づきあいが苦手で、どこにいても居場所がないと感じているみどり(31)は、中学時代好きだった親友・つぐみの葬儀で、つぐみと瓜二つな彼女の娘・春子(14)と出会う。……居場所がないみどりと居場所をなくした春子、そんなふたりが織り成すセンシティブ同居譚。
紹介文の通り中々複雑な関係の二人なのですが、作品の雰囲気はそこまで重々しくはなりません。ゆったりと優しい時間の流れるような、非常に雰囲気の良い作品です。
現時点ではあまり周りの人間に物語は波及せず、あくまで二人の日常や関係性、それと主人公・みどりの過去(つぐみと過ごしていた時間)についてのみ描かれています。今後はどちらも(主に学校通いの春子)少しずつ周りの人間関係も描かれていきそうで、楽しみな気持ちが大きいです。
今のところ百合作品という感じではないのですが、苦手に感じる人の少ない間口の広い作品だと思います。赤の他人である二人のぎこちなく始まった同居生活を、是非覗いてみてください。
それではノ