こんばんは！
今回は先日に続いて私が現在利用させていただいている小説投稿サイト、「ノベルアップ+」の中からおすすめの作品を紹介させていただきます。
ノベプラと言えば本日（日付上の昨日）ついに第一回大賞作品候補、第一審査通過作品が発表されましたね。私の読んでいる作品も通ったり通らなかったり・・・ただ、ここで紹介する作品に関してその発表内容は影響していない事は予め宣言しておきます。また紹介作品が通過しているかどうかもここでは触れません（チェックするのが面倒なので）。
そんなわけで、いきましょうか！
・・・あ、そうそう。
※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※記事にネタバレを含む可能性があります
という事でいつもの注意書きだけしてからごー！
研究棟の真夜中ごはん
＜作品概要＞
・タイトル：研究棟の真夜中ごはん
・ 著者 ：神岡鳥乃
・イラスト：―
・投稿時点での投稿話数（文字数）：49話（約13万文字）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★☆
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★★
・キャラクター：★★★★★★★★★★
・ テキスト ：★★★★★★★★★★
・ 絵 ：―
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★★☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★★
＜百合的注意点＞
・百合度：中→高
・男性キャラの登場頻度：低
・ 男性キャラの邪魔さ ：低
＜感想など＞
すっごく好き。
すっごく好きです。現在第一部？完結という事で、一旦更新は止まっているのですが、私は続きが来ることを信じてやみません。むしろ新規読者さんにはこの機に読んでもらってどんどん後押ししてほしい。
お話は大学の研究室。ダブル主人公で、一応学生ではあるのですが私的には実質社会人百合です。読み始めた時はまさかここまで百合度が高まるとは本当に思いませんでしたね・・・。やばい。やばいです（語彙）。
基本的に2-3話で一本の構成になっており、読み進めやすいのも特徴。お話一つ一つが丁寧で、作者さんは読み飛ばしてもいいと書いてますが、私的には化学の部分がすっごく好きです（三回目）。もちろん私が一番注目しているのは二人の関係、感情の事ですが、料理の化学のお話もすごく面白いので注目していただきたいです。
文章も構成もキャラクターもかなり高いレベルでまとまった良作です。まずは一話、是非読んでみてください。
幼女と一緒に六道輪廻！
＜作品概要＞
・タイトル：幼女と一緒に六道輪廻！
・ 著者 ：東雲あかね
・イラスト：KATZE
・投稿時点での登録話数（文字数）：71話（約31万文字）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★★
・ 世界観 ：★★★★★★★★★☆
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★☆☆
・キャラクター：★★★★★★★★★☆
・ テキスト ：★★★★★★★★★☆
・ 絵 ：（表紙、キャラ立ち絵のみ）
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★☆☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★☆
＜百合的注意点＞
・百合度：低～中
・男性キャラの登場頻度：中～高
・ 男性キャラの邪魔さ ：―
＜感想など＞
続けては幼女作品。・・・嘘です、幼女作品ではないです。いや、幼女作品かもしれません（どっちなのか）。
カテゴリが"異世界ファンタジー"になっているのですが、私の個人的印象？としては"現代ファンタジー"ですね。具体的には古事記などの日本神話を基にした作品です。
私は日本神話に明るくないのですが・・・アレンジがすごくいいと思います。原作（という表記は正しいのか）の味付けの仕方が上手いですね。またキャラがいいです。主人公・巴もいいですし、幼女二人も。私としてはエマさま（閻魔様）が好きですけども。
一点私が気になる（注意点という意味ではなく、知りたいという意味で）ことは、この作品ってその辺りの原典に詳しい人はどのように読んでいるんですかね。私は先に述べた様にその辺り表面上の知識がうっすらとある程度なので、そういう視点を持っている方の評価がすごく気になります。
お話はトータル見るとすごく王道で、ヒロイックな内容だと思います。その為割とどんな層でも受け入れやすい作品なのではないでしょうか。シナリオというか、構成がすごくいいですね。伏線の貼り方や回収の仕方がとても丁寧です。
シリアス作品ですが、コメディ調なので雰囲気は明るめです。暗い気分にはならないと思うので、シリアスが苦手な方でもきっと読み進めやすいでしょう。まずは何話か読んでみて頂ければと思います。
恋だけがそれを知っている
＜作品概要＞
・タイトル：恋だけがそれを知っている
・ 著者 ：羽田宇佐
・イラスト：―
・投稿時点での登録話数（文字数）：38話（約15万文字）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★★★
・ 構成 ：★★★★★★★★★☆
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★☆☆☆
・キャラクター：★★★★★★★★★☆
・ テキスト ：★★★★★★★★★★
・ 絵 ：―
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★★☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★★
・ オススメ度 ：★★★★★★★★☆☆
＜百合的注意点＞
・百合度：中～高
・男性キャラの登場頻度：無
・ 男性キャラの邪魔さ ：―
＜感想など＞
いや、つれぇですわ。
あのね、すっごく素晴らしい作品なんです。だけどね、読み進めていくのがすごく辛い・・・。
主人公が、好きすぎるんですよ（私がです）。なのでどうしてもこう、主人公の感情を中心に考えてしまうというか、慮ってしまうというか・・・そういう感じで辛いです。
お話は女子高生の恋のお話。かなりシリアス度が高いです。ライバル・・・のような存在も丁寧に描かれているため、読んでいてすごく胸が締め付けられます。それはつまりそれだけ感情を動かされているわけで、非常に素晴らしい作品である事の証明でもあります。ただ昨今は（私を含め）シリアスを読み続けていると死にそうになる人もいるので、評価に反してお薦め度は若干下げてあります。文句なく良作であると私は断言できますので、その辺り耐性の高い人やむしろどんと来いな人は是非読んでください。現在また色々と関係性などが移り変わり始めていて、そこもすごくいいです。好き。
アクア・デイズ
＜作品概要＞
・タイトル：アクア・デイズ
・ 著者 ：スガワラヒロ
・イラスト：卯月みそじ
・投稿時点での登録話数：71話（20万文字）
＜評価＞
・ シナリオ ：★★★★★★★★☆☆
・ 構成 ：★★★★★★★★☆☆
・ 世界観 ：―
・ 雰囲気 ：★★★★★★★★★★
・キャラクター：★★★★★★★★★☆
・ テキスト ：★★★★★★★★★☆
・ 絵 ：（立ち絵のみ）
・ 読みやすさ ：★★★★★★★★☆☆
・ 総合 ：★★★★★★★★★☆
・ オススメ度 ：★★★★★★★★★☆
＜百合的注意点＞
・百合度：低～中
・男性キャラの登場頻度：低
・ 男性キャラの邪魔さ ：―
＜感想など＞
こちらはアクアリウムをテーマとしたお話で、女の子四人が主役の部活物・・・ですね（ただ"部活"という存在自体が重要なわけではないです）。
一人称で主役の中でもメインは二人いるのですが、その二人のキャラクターがすごくいいです。特に表紙の女の子・琴音の感情の動きがすごくいいです（百合的に）。キャラクターそのものとしてはヒロイン的な立場である由那ちゃんが可愛くて好き。
日常物という感じなので、シナリオや構成ではなく雰囲気やキャラクターの掛け合いなどを楽しむ作品だと思います。もちろん先に触れた様に心の動きも（小説ですからね）。百合度は控えめで、香り付け程度・・・ではあるのですが、ふと挟まれると胸にキュンときますね。
内容的にとても広く勧めやすい作品ですので、是非一度読んでいただければと思います。
終わりに
そんなわけで今回は現代作品というか、ファンタジーでないものを中心に紹介しました（一作違いますが）。webの投稿サイトというと異世界ファンタジー！転生！チート！という印象が付いている方もいるかもしれませんが、そうでない作品も数多くあり、また良作も多いです。もしそのような方がいましたら、この機に今回紹介した作品からこちらの世界に触れてみて頂ければ幸いです。
それではノ
