※この記事における評価は直感によるものであり、相対的なものではありません
※二巻以降が発売されている場合、記事作成時点で読んだ全てを対象としています
※記事にネタバレを含む可能性があります
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<作品概要>
・タイトル:茶の湯のじかん
・ 著者 :pikomaro 原作:早川光 監修:木村宗慎
・ 掲載誌 :ヤングジャンプ
・投稿時点での発行巻数:2巻(刊行中)
<評価>
・ シナリオ :★★★★★★★★★★
・ 構成 :★★★★★★★★★☆
・ 世界観 :―
・ 雰囲気 :★★★★★★★★★★
・キャラクター:★★★★★★★★★★
・ 絵 :★★★★★★★★★☆
・ 読みやすさ :★★★★★★★★☆☆
・ 総合 :★★★★★★★★★★
・ オススメ度 :★★★★★★★★★☆
<百合的注意点>
・百合度:低~中
・男性キャラの登場頻度:高
・ 男性キャラの邪魔さ :低
<感想など>
こんばんは!今日はヤングジャンプより「茶の湯のじかん」を紹介します。何だか最近少し集英社作品の紹介増えてきた?
人間関係のこじれから30歳にして転職し、契約社員として乾いた日々を過ごす茶々原水希。水希が暮らすシェアハウスに突然あらわれた、抹茶好きのフランス人・エマ。自らお茶を点てることもできる彼女の影響から、水希も少しずつ茶の世界に興味を持つようになっていく。実在のお店も多数登場! 深くて甘い、新感覚“茶の湯”コミック!! お茶と和菓子の魅力満載。
すっごく雰囲気の良い作品でした。たまたま見つけて読み始めたのですがこれは本当に良作です。作品の雰囲気と、主役二人の関係性が本当にいい! シェアハウスは男女共に暮らせるビルで、始めは女性は主人公・水希のみが住んでいたのですが、そこにエマが引っ越してきてお話が始まります。この二人がもう本当に素敵で・・・こういう関係が築けるならシェアハウスというものも面白そうですよね。まぁ実際には、私の場合は怖くて入居できないんですけど・・・(苦笑)
また、単行本では一話ごとに監修の木村さんのコメントというか小噺?が挟まれています。それもまたすごく素敵な内容ばかりで、私は割とああいう文章って読むときと読まないときがあるのですが、この作品に関しては全部しっかり楽しませてもらいました。内容は作中の注釈だったり解説だったりなのですが、文章がすごく素敵です。綺麗。
総じて絵も、お話も、雰囲気も、キャラクターも、みんな綺麗な作品でした。あ、ちなみにシェアハウスについてですが、二巻現在で他の住人の事(要するに男性陣ですね)は描かれてません。上にある登場する男性というのは茶道の教室関連だったり、お店や会社の人だったりですね。実在の場所も多く紹介されているので、そういう場合は人物についても実在の方なの・・・かな?
そういうわけで百合作品ではないですが女性二人のとても素敵なお話なので、是非読んでほしい作品です。現在一巻が丸々無料試し読み期間なので、まずはそちらをDLしてみてください。良かったら通常の価格でも買って下さいね!(笑)
それではノ
※←が通常版、→が無料版(期間限定)です。内容は変わらないはず・・・です(見逃してたらすみません)。